月刊新松戸2001年8月号 第41回 パソコンを必要としない人たち?

このところ異常なほどの猛暑が続いていますが、涼しくて静かで快適なオフィスでパソコンを操作する、そんな恵まれた人は一体どれくらいいるのでしょうね。今回は、パソコンの使用者について考えてみます。

パソコンを必要としない人は、確かにいます。笑い話ではなく、会社で1日中パソコンをやって帰宅してから寝るだけの人です。洗濯機や冷蔵庫ほどパソコンは生活必需品ではないので、という人たちがソフト業界には結構いるのです。「家に帰ってまでパソコン?冗談じゃないよ!」と言われそうです。

次に、考えられる人たちは、パソコンひいてはIT革命に非常に醒めている人たちです。熱狂したり過度に期待し過ぎるのもどうかと思いますが、結構冷静な人たちはいます。「インターネットやって何がおもしろいの?ただの、紙芝居だし・・。株の情報は便利だけど他はおもしろくないね。」と言われると返す言葉を失ってしまいます。しかし、新聞購読を止めてネットでニュースを読む人、今後はインターネット電話やテレビ電話をしたり、近い将来ビデオ映画をインターネットで鑑賞することにもなるのですが・・・。

パソコンを拒否する人はまだまだいます。年賀状の宛名は手書きと決めている人。Eメールは心がこもっていなくて冷たい感じで嫌いだ、FAXと電話で十分だと思う人。原稿は紙に鉛筆で書く人。そういう人たちはもしかして他人に迷惑をかけているかもしれません。読みづらい字で配達に困る郵便屋さん、仕事の邪魔にもなるうるさい電話に悩まされている人たち、原稿をまたワープロで打ちなおして校正しなくてはならないし、原稿の締切りの配達時間にイライラする人たち、などが一方にはいるということを知っておいて欲しいのですが・・・。

最後に、最も手ごわい人たちです。「パソコンが無くても仕事はちゃんと出来てきたし、パソコンが導入されたからと言って自分の仕事が変わるわけじゃない。」と主張する人たちです。しかし、生産性向上、効率化アップのためには、新しいソフトやシステムの導入により、会社の仕組みも変え、自分の意識も変えなくてはならないのです。一見本末転倒のように思えるかもしれませんが、コンピュータの処理のしやすいような業務の流れにするということです。現行のやり方は、実はとても非効率的な仕事のやり方だったりすることがあります。古い体質に固執することが、日本が外国にIT化で遅れをとっている遠因であるとも言えます。保守的な国民性が災いになっているということです。頭を切り替えて、仕事の内容や流れをコンピュータ(パソコン)のソフトにあわせる努力をすることがいわゆるはやりの構造改革なのでしょう。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆