月刊新松戸2002年4月号 第49回 使われる人から使う人へ、そして作る人へ

パソコンに乗り遅れた人たちと仕事や趣味にパソコンをバリバリ使いこなしている人たち。このように二分される時代が来たと言われて久しいですが、特に近年インターネットやITを利用できるかどうかで、デジタルデバイド(情報格差)の問題が騒がれるようにもなりました。平和な暮らしのためにはパソコンは必需品とは思いませんが、効率的な仕事や生活のためにはなくてはならないものになりました。

大雑把に言って現在50歳以上の方々では、はっきりとできる人とそうでない人(拒否反応を起こしている人)に分かれるようです。 “今更ねぇ”という人が多い中で、例外と言ったら失礼ですが年輩の方でも本当に使いこなしておられる方たちをたくさん私は知っています。どこが違うのか? それは、たぶん目的を持っているかどうかだと思います。目的を持っている人は必死ですし、パソコンを道具として使っている人なのです。それとやはり、機械いじりの好きな人たちは上達が早い(知識の習得が早い)と言えるでしょう。

話がそれるかもしれませんが、ソフト業では、大まかに3つの職種に分けることがあります。それは、システムエンジニア(いわゆるSE)とプログラマ(PG)、それとオペレータです。オペレータをさらにデータ入力者(パンチャー等)と区別し4種とする事もあります。

オペレータは文字通りパソコンを操作する人です。与えられたデータ入力、またはワープロ文書など作成したりするのですが、言葉は悪いですが、どちらかと言うとパソコンに「使われている人」です。プログラマは、ご存知のようにソフトを作る人です。いろんなレベルの人が含まれますが、上級プログラマは、自分でソフトを設計して(造って)売れるソフトまで完成させる能力があります。こうなるとまさに「作る人」です。SEは、さらにその上に君臨する万能的なリーダーです。未知のシステムなどを設計する(創る)ことが出来ますが、このレベルの人にはそう簡単になれるものではありません。

さて、皆さんにプログラマの意味での「作る人」になって欲しいとここで言っているのではもちろんありません。「使う人」には割合とすぐになれるかもしれません。パソコンの操作に必要な知識を習得し、様々な要求に対して臨機応変にパソコンを使うことのできる人のことです。

しかし、そのすぐ次には、作る楽しみということがあります。ホームページ作成も「作る」ことに入ると思いますが、自分が作ったモノが動いた時のうれしさや達成感はすごいものですし、さらには感動まで得ることが出来ます。特に、ExcelやAccessでデータ処理を行うマクロなどを作って動かした時には、自己満足以上のものを得ることがあります。有用なマクロを作って会社の定型的な日常業務の効率化に貢献している人も多いと思います。

「作る」という楽しみ方がパソコンにはあり、そういう仕組みが最初から備わっているのです。マクロ(VBA)も広い意味で立派なソフトです。そろそろ何か動くものを作ってみませんか? HP作成でもマクロでもいいです。想像力、独創力を働かせて創造している人は、素敵ですよ。

早く作れる人になるように「パソコン相談室」では1対1の完全個人指導で学習できます。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆