月刊新松戸2015年9月号 第206回 新しいWindows10をすぐに入れてみますか?

このテーマは、先月号に掲載すべき内容だったかもしれません。というのも、7月末に新しいOS(基本ソフト)であるWindowsの最新版が提供開始されたからで、数多くのお客様からその質問を受けているからです。今回、Windows7または8.1からは、この1年間に限り無償でアップグレードできる、という画期的な方策ということでも話題になっています。新しい機能や改善点は多々ありますが、なんと言ってもWindows8/8.1で無くなってしまった従来と同じ“スタートボタン”(スタートメニュー)が復活したことです。これは、Windows8/8.1の操作方法がこれまで慣れ親しんできたWindows7までのものとかなり異なるということで大変に不評だったことへの反省というか改善と言えるものです。マイクロソフトが向かっている方向に一抹の不安を感じていた私も、ひとまず安堵しました。

さて、多くのお客様からの質問である「Windows10へのアップグレード通知が来ているが、どうしたらよいのですか?」については、こうお答えしています。「画面に案内が出ても、それを実行してしまうとトラブルが発生するかもしれませんし、動かなくなるソフトや周辺機器も少しあるようです。よってリスクがありますのでアップグレードしないことをお勧めします。もし、やるとしても半年から1年は待つのがよいでしょう。」

このアップグレードによるトラブル情報はネットに多く見受けられますが、どうも致命的な問題は少ないようです。Windows10にアップグレードしても1ヵ月以内なら元に戻せるということは嬉しいことですが、しかし敢えて冒険する意味はないように思います。Windows8.1のパソコンであれば、まだハードが新しいので問題は少ないでしょうが、例えばVistaからWindows7にアップグレードしたパソコンだとハードの性能不足にも注意しなければいけません。

それと、基本的なことですが、Windows10は基本ソフ(OS)なのでそれを入れたからと言って、WordやExcelなどのソフトが使いやすくなるということは決してありません。OSとはパソコンのハード・ソフトを影で支えている土台で、縁の下の力持ちだということです。ですから、今まで出来なかった何か新しいことができることではありません。

パソコンPハウスの店内には、Windows10のPCが置いてあり操作を試してみることができます。また、中古のWindows10パソコンも用意できますのでどうぞお気軽にお越しください。繰り返しますが。安易なアップグレードは現時点ではお勧めしません。が、もしトラブルが起きた場合にはサポート可能です。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆