月刊新松戸2018年2月号 第235回 パソコンの基本で意外と知られていないこと

日々の修理や相談でのお客様との会話の中で、時折、それは誤解かな、と思うことがありますので、少し紹介しておきます。

1:ノートPCのバッテリは外してもいい
意外と知らない人が多いのですが、持ち運ぶ必要のない人、ずっと据え置きで使っている人はバッテリを外しておいても問題ないのです。それはバッテリの寿命にとってはよくないのですが、一切使わない人にとっては、重たくて不要なものです。唯一のデメリットは使用中の停電です。メリットは、何かとニュースになるバッテリ発火の危険から解放されることです。スマホ用などのモバイルバッテリなども発火の危険があるので心配ですね。

2:ディスプレーは、単に映しているだけ
昔はよく誤解されていたのですが、デスクトップPCのディスプレー(モニター)を“パソコン”だと思っている方がいました。ただ、今でもパソコンを使用中は、モニターの電源も必ず入れておく必要があると誤解されがちです。モニターは通常パソコンの表示だけを行うものですので、長時間離席するときには、昔のブラウン管モニターほどではありませんが、電源を切っておくと省電力となります。

3:マウスやタッチパッドは、必ずしも操作に必要なものではない
市販されている多くのソフトは完成度が高く、Windowsのすべての操作はもちろん、Word/Excelなどでもマウスなしで問題なく操作可能なのです。つまりキーでの操作方法を習得すると、いちいちキーボードから手を放してマウスに持ち替えることがなくなり、特に繰り返しの多い操作には非常に便利です。

さて、これらの例でも分かるかもしれませんが、パソコンには入力されるものと出力するものがあり、その入出力装置の区別を意識し整理しておくことが、パソコンの理解を深めることになるでしょう。装置のことはデバイスとも言いますが、入力デバイスには、マウス、キーボード、カメラ、スキャナなどがあります。出力デバイスには、モニター、スピーカー、プリンターなどがあります。ただし、タッチパネル付きモニターは入力でもあるし、プリンターは印字出力だけでなくインク残量などの情報が入力もされます。他に、USBメモリ、外付けハードディスクなどのストレージデバイスやネットワークは、双方向にデータ通信するデバイスです。

これら入出力デバイスの間で、様々な複雑な処理をしているのがパソコン本体です。入力デバイスから入った情報が、パソコン本体で処理をされ、その結果の指示が出力デバイスに働きかけ、表示する、鳴らす、印字するなどの動作を行うのです。