月刊新松戸2015年4月号 第201回 昔の行動は多様だったが、今は異様!?

今回は、気楽に読んで真剣に考えましょう。以下のカッコの中には、すべて同じ情景描写の文章が入ります。すぐわかりますね。

  1. 音楽を聴く
    昔:ステレオコンポにレコード、またはMDやCDをかけてソファに座って聴く
    今:(  )、YouTubeなどで音楽を検索してひとりで聴く(または見る)
  2. 映画を見る
    昔:みんなで映画館に行くか、ビデオを借りて来て自宅でテレビの前で家族一緒に見る
    今:(  )、映画専門サイトで映画を検索してひとりで見る
  3. 離れた家族や友人と話をする
    昔:固定電話や携帯で電話し会話を楽しむ
    今:(  )、SkypeやLINEなどでチャットするが、時にはカメラ付きで対話する
  4. ニュースを読む
    昔:毎朝、配達される新聞を取ってきて、居間でお茶を飲みながら読む
    今:(  )、刻々と更新されるニュースサイトで、しかも動画で閲覧する
  5. 海外に送金する
    昔:印鑑と身分証明書を持って銀行に行き、長い時間かかって送金手続きをする
    今:(  )、口座番号とパスワードなどの簡単な仕組みで、数回のクリックで送金する
  6. 旅行の予約をする
    昔:まず旅行代理店に行きパンフをもらって検討し、窓口で相談し予約する(発券あり)
    今:(  )、ネットで検索し、口コミを参考にして安い飛行機と宿を予約する(発券なし)
  7. 好きな人?とデートする
    昔:好きになった人にドキドキしながらデートに誘い、フラれるか楽しい時を過ごす
    今:(  )、二次元のキャラクターと一緒に楽しい時を過ごす(実際の話らしいです)
  8. スポーツ観戦や音楽ライブに行く
    昔: チケットを買って電車に乗って会場に着いて、みんなで一体感、臨場感を味わう
    今:(  )、リアルタイムの実況放送をひとりで楽しむ(有料のイベントもあります)
  9. 全国支店長会議などに出席する
    昔:本社に交通費をかけて出張し時には宿泊もし、全体会議を行う
    今:(  )、一堂に会して(?)、会議を行う
  10. 連載の執筆をする
    昔:原稿用紙を出して、お気に入りの鉛筆と消しゴムを使って書き上げ、FAXで送る
    今:(  )、コピー、貼り付け、削除の繰り返しで書き上げ、メールで送る

答えは、「パソコンの前に座って画面を見ながら」です。私は、一日の大半の時間がこの状態なので、メタボ体型になったのです。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2013年12月号 第185回 街中に本屋さんや電気店などというお店があった時代

「さあ、これからお爺さんのむか~し話の時間だ。次の日本昔ばなし検定の試験問題に出るぞ(笑)」と言って、隆は、今年成人したばかりの孫のヒロシに向かって話し始めた。

隆)ヒロくんは、知ってるかな。自動車は昔、ガソリンという石油から精製された燃料で動いていたんだよ。今は無害で安価な水素で動くようになって20年以上たつけど、昔は排気ガスで大変だった。それに、みんな安いガソリンを入れようと必死だったしね。それが、東京オリンピックのあたりから水素自動車が急に普及したんだ。変化は実に早かった!

ヒロ)他にも色々変わったものを聞かせて!

隆)無くなったものはそれこそ沢山あるぞ!

ヒロ)例えば、本屋さんとか!?

隆)そうそう、よく知ってるね。昔は本屋さんと言うのがあって、お店で本を買ってきて読んだ。今は、いつでもどこでも目の前に投影して読むことができる端末があるからね。30年近く前にはタブレットと呼ばれたけど、今は紙みたいに薄いしね。昔の書物が見たいって人は、遠い図書館に行くしかない。

ヒロ)とにかく、昔は欲しいものがあったらまずお店に行って探す必要があったね。自分の眼で見て触って買い物をする時代だった。

隆)20世紀も終わる頃にインターネットが発明されてからは、ネットショッピングだけじゃなくて、モノやお金の流れから世の中の仕組みや人の嗜好までも何から何まで変わっちゃったからね。2010年前後がパラダイムシフト、即ち、価値観の変革が起きた時代だ。

ヒロ)電気製品もお店で買わなくなったし…。パソコンだって携帯だって…。

隆)そうだね、小さい小売店はほとんど一掃されて最後に大手の家電量販店が残ったけど、それも時間の問題だった。お店に行かなくても、商品をホログラムで立体映像を見れるし、実際に触ってみることもできるからね。家にいて注文すれば次の日に届くしね。

ヒロ)仕事も今は自宅でできるから、もう一年中家にいても事足りるから、外出はコンビニだけという友だちがいるよ(笑) でも、そのパソコン関連で、今も残っている分野があるよね。それが、お爺ちゃんが昔やっていたパソコン修理店(^^♪ 隆)そう、そう、ふってくれてありがとう!(笑) 修理は、洋服でも何でもお客様と必ず対話して直すという人の手が入るからね。 ところで、もうすぐお正月だ。来年の干支は何だったかな、ヒロくん?

ヒロ)お爺ちゃん、午年の2038年だよ。宇宙太陽光発電ももう実用化されるみたいだよ。

隆)長生きしないとね。120歳ぐらいまでね(^_^;) 火星からの惑星中継も見なきゃ!

ヒロ)お爺ちゃん、この前作ってた、iPhone1005s用のアプリ、完成してたら見せてよ。みんなに自慢するから。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2013年7月号 第180回 私とパソコンとの平凡な日々

私はパソコンを修理、指導、アドバイスすることを生業としていますが、メーカ、ユーザ、それに我々のような間に位置する販売やサポートを含めると、ほとんどの人がパソコンに関わるようになりました。1日のほとんどの時間をパソコンの前で過ごす私ですが、秋葉原にはもはや通うこともなく、ゲームもやらないので、オタクではなく普通のパソコン大好きおじさんだと思っています。

最近の私の日常のパソコン・ライフですが、スマートホン(スマホ)について触れないわけにはいけません。ネット利用に関してはパソコンとの差がほとんどないように感じられるからです。実は、ケータイをスマホに変えてからは、パソコンもiPad(タブレット端末)も操作する時間が明らかに減ったのです。特に、無料通話・メールアプリであるLINE(ライン)は大変に重宝しています。操作が簡単でしかも相手との距離感が近いからです。なによりもスマホはいつも身に付けているコンピュータですから最高です。今後は、メガネタイプや腕時計タイプも普及するようですが、私も含め年配者にはますます小さくなり文字が読めなくなる心配はあります。

さて、私は朝起きてすぐトイレに行き、短くて30分、長い時は1時間以上もそこで過ごします。昔の父親がトイレに新聞を持ち込んでなかなか出て来ないあの風景ですね。新聞がスマホに代わりましたが、今や私は中毒なのかもしれません。しかし、朝の日課となった情報収集時間は貴重です。様々な情報をニュースサイト、Facebookやブログから知ることは非常に有益でありかつ楽しいです。

会社(パソコンPハウス)に出社すると、メールのチェックは頻繁にしますが、その他はExcelの出番が実に多いです。特に、金銭関係の入力については単純な縦横の表計算としてではなく、多方面からチェックできるように作っています。また、私は商店会で現在開催中の「新松戸まちゼミ」のお手伝いをしていますが、それにもExcelやWordが大活躍です。データを整理してまとめあげるにはExcelに勝るものは他にないでしょう。

Skypeはカメラ付きの会話やチャットですが、先日、私の趣味であるバンド仲間とSkypeで音合わせをやったのです。意外とうまくできたのでビックリでした。しかし、最近はやはりLINEの方が便利だと思っています。必ずしも顔を見ながらである必要はないからです。

実は最近まで、Yahooペットで愛猫の写真の投稿作業が日課でしたが、病死してからは寂しくなりました。元気な時にはカメラ越しにいつでも動く姿を会社のパソコンやスマホから見ることができたのですから…。合掌

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2005年2月号 第81回 デジタルライフと音楽製作♪の仕事

パソコンを使った“制作”には数々ありますね。 例えば、チラシ制作、デザイン制作、ホームページ制作、広告制作などです。(余談ですが、“制作”とは作品などを創作することであり、ものを作る“製作”とは若干異なります。)

さて、目・耳・舌・鼻・皮膚を通して生じる五感で言えば、その中の視覚や聴覚にうったえる作品の多くはパソコンで制作されています。特に、音楽制作ではパソコンは今や必要不可欠となっているのではないでしょうか。 写真画像、テレビ映像などがデジタル化されることと同様に、音楽もまたデジタル化されました。アナログ音楽をデジタルに変換、と言うよりも、音楽を最初からデジタルで作ることも多くなってきました。カラオケの音楽とか着メロが身近なものですが、最近の楽曲のかなりの割合がデジタルで制作されています。この制作のことをDTMと呼びます。デスクトップ・ミュージックの頭文字です。DTPデスクトップ・パブリッシング(机上出版)と間違えないで!

音楽業界の情報です。

《携帯音楽事情》 ここ4~5年ですっかりMIDI(注)ファイルを使った“着メロ”ブームが定着してひとつの流れを作り出しましたが、今度はAudioファイル化した“着うた”ブームの到来、とめまぐるしく進化を続ける携帯上の音楽配信があります。

《通信カラオケ事情》 最近は韓流ブームのおかげで韓国カラオケの制作が盛んです。いろいろな国の音楽に接することができるのはなんとも楽しい限りです。

《音楽とパソコン》 音楽を演奏することとパソコンを操作することは別のことと思われるでしょうが、細かく音楽を作曲・編集することは、機械を駆使して小型で精巧なものを作ることが得意な日本人に非常にマッチした作業であると思います。音楽ができてもパソコンが十分に使えなければ、折角持っている音楽の才能やノウハウも活用範囲が狭まってしまうのです。

音楽制作に最低限必要なものは、あまり古くないパソコン、MIDI音源(鍵盤付)、MIDIインターフェイス、音楽ソフトなどです。DTMについては、本コーナーの第72回にて紹介しています。

(注)MIDI:Musical Instrument Digital Interfaceで、電子楽器の演奏情報をやり取りするための世界共通の規格です。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆