月刊新松戸1999年3月号 第12回 あなたのパソコンの理解度をチェック!

早いものでこの連載も1年になりますが、このところ毎回似たようなことを繰り返し書いているように思います。その内容はパソコンと付き合うための心構えといった精神論に片寄っているような気もします。ただ、限られた紙面の中で詳細な解説までは触れられませんし、また特定のソフトについての話題は避けたい訳でどうしても総論みたいになってしまいます。そこで、今回は初心者がパソコンを学ぶ上でのキーポイントについて、即ち、絶対に理解しておいて欲しい知識について触れます。以下のように質問形式にするとわかりやすいと思いました。あなたのパソコンに対する理解度チェックとなります。

設問:次の各問いについて説明せよ。

  1. ファイルとフォルダーの違い
  2. ショートカットアイコン(Macではエイリアス)の意味と使用上の注意点
  3. メモリーとハードディスクのそれぞれの役割と違いについて
  4. プログラムのファイルとデータファイルは何がどう違うのか

さて、このような質問をしましたが、記述式なので本当に適切な回答をする為には、相当に幅広い知識が要求されるかもしれません。しかし、どのような回答かによってパソコンを本当に自分のものにしているかがよく分かるのです。これはパソコン相談室での指導経験からも言えると思います。(この設問は会社などでのパソコン要員募集時に使っても良いと思います)

実は、結構ワープロや表計算、グラフィックデザインソフトなどを使いこなしていると思われる人の中にも上記のことが、よくわかっていない人がいて私自身びっくりする事がよくあります。

パソコンはそれこそ人によって様々な使い方がありますが、共通して言えることは「パソコンは整理する道具」なのだということです。あらゆる情報や自分の頭にあるものをパソコン上で具体化するものですが、各ソフトでそれができたとしても作られた沢山のファイルをどう整理し活用し、再利用したらいいのかがわかっていないと、高価なパソコンが本当にもったいないですよ。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸1999年2月号 第11回 トラブル解決には、先ずマニュアルを読むべし!

パソコンにはトラブルがつきものです。毎日のように問い合わせの電話を頂きます。大体最初の一言でその相談者のレベルが推測できますが、初心者の方は、普通適切な情報を与えてくれませんのでこちらから問いただすことになります。発生した状況、何をしたらどうなったのか、それは再現するのか等々です。当人にとってはトラブルには違いないのですが、残念ながら実はその中の大半は私に言わせればトラブルではないのです。

ユーザーズ・マニュアル(取扱説明書のこと)を読みさえすれば書いてあることが多いのです。それもマニュアルの最初の方のページに太字で大きく書いてあったりするものだったりします。実際には、特にプリンターに関するトラブルに多いのですが。

昔のマニュアルは相当分厚いものでした。機能を羅列しているだけの劣悪なもの、内容がこなれてなく読みにくいものでした。導入時の説明と機能の詳細な説明がごっちゃになっていることも多かったのです。今ではどこのメーカでも真剣にわかりやすい取扱説明書を書いています。内容は十分に吟味され整備され、そしてずいぶんと厚さも薄くなりました。メーカは時間をかけて作成しても、それを読んでくれる人が非常に少ないことに気がついたこともあるのでしょう。

そんなに一生懸命書かれたものなのに、「なんでみんなマニュアルを読まないの?」と言いたいのです。何も読まないでおいて、わからないって言わないで欲しい、というのが本音です。読んでもわからなかった。だから誰かに尋ねるというのが正しいパソコンとの付合い方だと思います。

パソコンは出来ること(機能)が非常に多いのですからその内容はきちんと整理し理解する必要があるのです。よく使う操作をマスターするためには時間をかければ出来ますが、同時にマニュアルでの学習もしなければなりません。英会話も同じです。実技重視の英会話教室だけでは英語は絶対に上達しません。家に帰ってからの辞書片手の勉強が欠かせないのです。

そんなこと言っても読んでいるヒマがないんだ!と言われかねませんが、結局はパソコンをマスターするためには必要不可欠のことなのです。

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野口 隆

月刊新松戸1999年1月号 第10回 パソコン教室と「パソコン相談室」

年齢を問わず「パソコンを習いたい」という人たちはますます増え続けているようです。なにしろ、ごく普通のおじさんやおばさま方がパソコンを軽い気持ちで買うようになったご時勢なのですから。それとここで繰り返しお話していますが発展途上の、悪く言うと未完成なパソコンであるがゆえのトラブルもまだまだ減る気配はありません。

さて、巷のパソコン教室で行われている内容は、ワープロ・表計算など様々なコースがあります。しかし、一般的にはどこの教室でもあるソフトの操作方法を教えるということに重点を置かざるを得ない現状があります。効率性(採算性)、パソコンに詳しい先生の確保の問題などがあるからです。ピアノ教室でも初心者への指導はとかくバイエルやチェルニーなどの教則本に従った繰り返し練習に終始しがちです。もちろんそれはとても大切なことなのですが、ピアノを通しての音楽性の教育とか、楽しい音楽とはについての指導も同時に行われるべきなのです。さらにピアノという楽器自体の構造や発展の歴史も指導として忘れてはならないと思います。パソコンも同様に様々な面からの教育が重要になってきています。

当「パソコン相談室」は、単なるパソコン教室ではありません。3年近くの指導実績(累計約150名の生徒さん)から紹介しましょう。 トラブル関連では、圧倒的にインターネット関係が多いのです。プロバイダとの契約と接続について一緒に行なうこともあります。また、ハードディスクやメモリー増設の作業、スキャナー他周辺機器の接続、プリンターの印字トラブルなどあらゆることがあります。

ソフト関連では、ワープロ・表計算・データベースソフトなど様々なソフトを使って生徒さんの実務をお手伝いすることもあります。パソコン活用で作業の効率化・省力化に貢献させていただいていると自負しております。生徒募集のチラシ作成、自治会新聞の作成、学習塾の生徒管理・月謝集計、顧客管理、住所管理とラベル印刷、確定申告経費集計など様々な要求にお応えしています。

もちろん、初心者の方には初歩から指導し、仕事や就職を目指す方には「最短時間・最少の費用」で各種ソフトをお教えしています。

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野口 隆

月刊新松戸1998年12月号 第9回 あなたのパソコンへの適性を診断しましょう

前回ではパソコン・ドクターの必要性について触れました。今回はドクターから見た患者の心得といったものをお話したいと思います。

使いやすくなったパソコンと言えどもそれはやはりコンピュータです。それをモノにしようと思うと大変な努力と勉強が欠かせないことがあります。おまけに発展途上であるがために最新の情報を常に収集しつづける必要もあります。軽い気持ちでパソコンをはじめるのも良いのですが、すぐに挫折する人がいることも確かです。

車の運転やピアノの練習との違いを例に取りましょう。車の運転というソフトの操作については覚える事がそうはたくさんありません。さらに車の内部構造については、取りあえず知らなくても困りはしません。なぜなら、もうめったな事では壊れないからです。ところが、パソコンはそれこそ頻繁に壊れます。ハード的に壊れる事は機械的に動く部分が少ない事もあり本当にまれなのですが、ソフト的につまりハードディスクのファイルが壊れたりソフト間の調和が取れなくなったりすることが起きます。ここでいつでも看てもらえるお医者さんが必要になるわけです。

ピアノや楽器の練習は、普通は好きだからやろうと思う訳ですからその時点で苦労を惜しまないという前提があります。上達方法としては、練習のコツをつかんで後はひたすら練習あるのみです。ところがパソコンは時間をかけるといったような単純な練習という要素はあまり必要ないように思います。あるソフトの操作を学ぶにはどちらかというと操作体系の理解が必要なのです。わかりやすく言うと、素直な気持ちになって(心を無にして)操作の流れをイメージ化する事です。皆さん、車や自転車を運転するときは何も運転方法を意識しないですよね。それと似ているように思います。

長くなりましたが、結局あなたがパソコンに向いているかどうかは、パソコンに対して素直になれるかどうかに尽きると思います。それはパソコンをやさしい気持ちで使ってあげられるかどうか、かも知れません。小さい子供たちが上達が早いのはたぶんそういうことなのでしょう。 当「パソコン相談室」では、パソコンに関するあらゆるニーズについて幅広くお応えしております。

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野口 隆

月刊新松戸1998年11月号 第8回 ホーム・ドクターを見つけよう!

テレビCMなどで“パソコンは簡単!”なんて繰り返し見せられるとウンザリしてしまいます。もっと正直に言って欲しいなあと思います。“パソコンは簡単なんだけど、同時に難しいことも「山のように」あるんだよ”、ということを。

正確に言うならば、「パソコンが簡単なのではなくて、パソコンを使うと今までやってきた仕事が簡単になる」と言うべきなのではと思います。パソコン自体は、れっきとした由緒ある(?)コンピュータなのですから甘く見ていると後で痛い目に会うことになります。

さて、そうならない為に皆さんパソコン教室に通うわけですが、その教室の性格を知らないと期待外れになるのでご注意を!  教室はいくつかのタイプがあります。メーカ系、デザイン会社系、ショップ系、学習塾系、個人経営系、等々。何れも初心者からを対象としていますが、目的を誤らないようにしましょう。就職のために検定資格を取るとか、ある特定のソフトの習得(ワープロや表計算など)を目指すのであれば、どこでも良いかと思います。しかし、本当にパソコンのことを親身になって相談できるのかが重要かもしれません。

パソコンとこれから長く付き合う為に大切なことは、何でも相談できる人(または組織)を見つけることです。また、自分のパソコンを看てくれることも必要かもしれません。正に診察してもらったり、時には往診してもらえるお医者さんが求められているのです。

現在のパソコンは残念ながらまだ未完成です。こんな厄介なモノを一般家庭にまで急速に普及させてしまったメーカの責任は少なくないと思います。確かにパソコンで世の中が急に便利にはなったのですが、その影にはパソコンのトラブル解決のために膨大な時間=人的資源が浪費されていることも事実です。全世界的にこのムダなエネルギーを集計したら、と考えただけで空恐ろしくなります。

とにかく、初心者にはホームドクターが不可欠です。身近に相談できる人がいることは心強いですし、また救援を求めなくてはならない時も来るでしょう。当「パソコン相談室」はそれらにお応えしておりますので、どうぞご利用ください。

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野口 隆

月刊新松戸1998年10月号 第7回 インターネットは、ゲームソフトと同じ

TV・新聞を見ても「インターネット」という文字を見ない日はないですよね。今回は、インターネットを不幸(?)にもまだ体験していない人たちにそっとお知らせしましょう。 すでにインターネットを楽しんだり情報収集などで仕事に役立てている人には分かっていることなですが、それは思ったよりもとても簡単なことなのです。  ワープロや表計算などを習得する為には、そのソフトの機能を理解し操作になれること、そして最終的には思い通りのモノを作り上げる技術とが必要となります。そのためには、何時間もの学習と繰り返しの訓練を要するのです。しかし、インターネットにはそれらは何も必要ありません。今回のタイトルのように、ゲームソフトと同じではないでしょうか。ホームページを見るだけの目的であれば、受け身であり、特に何かを作るわけではないからです。よく使う操作は、数個のボタン(アイコン)を押すだけなのです。

インターネットを指導する場合、ホームページを見るためのソフトの習得はほんの10分程度ですし、電子メール(Eメールとも言います)の使い方の指導を含めても1時間程で終わってしまいます。(ただし、電子メールの利用をマスターする為にはもう少し時間が必要かもしれませんが…。) インターネットは難しそうだからとか、もっとパソコンに慣れてから始めます、という方が結構いらっしゃるのですが、それは間違った先入観です。インターネットは、ゲームをするという感覚で簡単で気軽に始められます。

確かにインターネットは奥深いものですし、その技術は奥深いものがあります。しかし、パソコンユーザの立場では決して敷居の高いものではありません。もし障害(?)があるとすれば最初の導入時だけでしょう。プロバイダ(正式には、インターネット・サービス・プロバイダ)に入会してインターネットに接続することです。関連ソフトの設定は面倒かもしれませんが、それを乗り越えればあとは、とても簡単。インターネットのすばらしい文化に触れられ、かつ多くの恩恵を受けられるのです。当「パソコン相談室」は、これらも含めたあらゆるご相談を承っておりますし、実際に数多くの方をお助けしております。 未接続の方は、今日からでもインターネットの世界に飛び込んでみませんか。ワープロ習得は取りあえずちょっと置いといて…。

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野口 隆