月刊新松戸1998年10月号 第7回 インターネットは、ゲームソフトと同じ

TV・新聞を見ても「インターネット」という文字を見ない日はないですよね。今回は、インターネットを不幸(?)にもまだ体験していない人たちにそっとお知らせしましょう。 すでにインターネットを楽しんだり情報収集などで仕事に役立てている人には分かっていることなですが、それは思ったよりもとても簡単なことなのです。  ワープロや表計算などを習得する為には、そのソフトの機能を理解し操作になれること、そして最終的には思い通りのモノを作り上げる技術とが必要となります。そのためには、何時間もの学習と繰り返しの訓練を要するのです。しかし、インターネットにはそれらは何も必要ありません。今回のタイトルのように、ゲームソフトと同じではないでしょうか。ホームページを見るだけの目的であれば、受け身であり、特に何かを作るわけではないからです。よく使う操作は、数個のボタン(アイコン)を押すだけなのです。

インターネットを指導する場合、ホームページを見るためのソフトの習得はほんの10分程度ですし、電子メール(Eメールとも言います)の使い方の指導を含めても1時間程で終わってしまいます。(ただし、電子メールの利用をマスターする為にはもう少し時間が必要かもしれませんが…。) インターネットは難しそうだからとか、もっとパソコンに慣れてから始めます、という方が結構いらっしゃるのですが、それは間違った先入観です。インターネットは、ゲームをするという感覚で簡単で気軽に始められます。

確かにインターネットは奥深いものですし、その技術は奥深いものがあります。しかし、パソコンユーザの立場では決して敷居の高いものではありません。もし障害(?)があるとすれば最初の導入時だけでしょう。プロバイダ(正式には、インターネット・サービス・プロバイダ)に入会してインターネットに接続することです。関連ソフトの設定は面倒かもしれませんが、それを乗り越えればあとは、とても簡単。インターネットのすばらしい文化に触れられ、かつ多くの恩恵を受けられるのです。当「パソコン相談室」は、これらも含めたあらゆるご相談を承っておりますし、実際に数多くの方をお助けしております。 未接続の方は、今日からでもインターネットの世界に飛び込んでみませんか。ワープロ習得は取りあえずちょっと置いといて…。

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野口 隆

月刊新松戸1998年9月号 第6回 あなたはWindows98をすぐに買いますか?

7月末に新しいOS(オペレーティング・システム;基本ソフト)であるWindows98が発売になりました。新しい機能や数々の改善点があるのですが、結論を先に言えば、「もし、あなたが現在Windows95を使っていて、特に不満がなければ急いで購入する必要はない」ということです。“OS”とは何をするものかが十分に理解できていない人は、今までにはない何か新しいことが出来るのではと間違った期待をしてしまうようです。決してワープロ・ソフトや表計算ソフトが使いやすくなるということではありません。 また、数年前から現在のパソコンを仕事や趣味に活用している人は、必ずや数年以内に新しいパソコン(=速いパソコン)が欲しくなる筈(?)ですから、それまで待ってもよいのではと思います。ですから、どうしても新しい操作環境に早く変えたいという“新らしモノ好き”の方を別にすれば、従来のWindows95でしばらくは十分であるとも言えます。

尚、少々旧式のパソコンを持っている人は、ハードディスクの空き容量が足りなくてWindows98をインストール(ソフトをパソコンに入れること)出来ないことがあります。その時には先ず、不用のソフトや画像データを整理したり削除する必要があります。自信のない方のために、当「パソコン相談室」がお手伝いさせていただいております。その他パソコンとソフト全般についてもご相談と指導を行っておりますので、どうぞお気軽にご利用ください。

最後に、購入する際の注意点が少しあります。

(1) Windows98には、購入タイプがある
フルインストール版(新規導入)とアップグレード版(Windows95からのバージョンアップ)があります。また、それぞれにアカデミック版(学割のこと)があり、通常版の約半額のようです。教員や学生が身分証明をレジで見せるだけですので、賢い買い方をしましょう。

(2)Windows98は、本来は機種に依存する
“OS”というソフトの性格上ハードウェア毎に異なるものです。しかし、現在ではほとんどのパソコンはIBM互換機なので(Macintoshを除く)問題はないのですが、ノートパソコンではインストール時に注意すべきことが多少あるようです。

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野口 隆

月刊新松戸1998年8月号 第5回 パソコンを甘く見てはいけませんよ

新松戸でパソコンを指導させてもらっている経験から言うと、今回のタイトルのように言わざるを得ません。前回と前々回でファイルや拡張子について解説しました。少々難しいと感じられたかも知しれませんが、それらは私の考えるパソコンの必須知識です。残念ながら必要最低限のことを知っておかないとパソコンを操ることができないようになっています。

パソコンとソフトのメーカは、サポートを本気で充実させないといけない
パソコンが一般家庭に浸透してきた数年前から各メーカは、真剣にサポートを行うようになってきました。しかし、例えば「おかしくなったらWindowsを再インストールしてくれ」という紋切り型のサポートには納得しかねます。利益追求だけといったメーカの責任は大いにあります。パソコン難民が日々増加しているという現象は社会問題化してきています。ですから現在の状態では、我々自身でも何とかしなければならないのです。

ファイル(概念と基本的な仕組み)の理解がないとパソコンはゲーム機と同じ
パソコンは、情報や考えを整理する道具です。創作活動や文書作成などを行って印刷しても最終的にはファイルとして残します。そこで、自分の使うディスクの中はいつもきれいに整理されている必要が出てきます。沢山の書類やソフトがあちこちに散在している状態はよくありません。いつでもすぐに取り出せるようになっている書類棚やキャビネットは知的財産だと思います。

パソコン教室では、ソフトの操作は教えるがパソコンのことを教えてくれない
どこかから苦情が来そうですが、実際のところパソコンの性質上これは現実の問題だと思います。パソコン教室では、ある特定のソフトの操作(の習得に重点を置かれています。パソコンがすぐに使えることはとても大切ですし、ワープロ検定などは就職には欠かせない技術なのですが、残念ながらそれだけではパソコンのことは学んではいないのです。パソコン(周辺機器を含む)の簡単な仕組みの理解なくしては、快適なパソコン・ライフとはならないでしょう。当「パソコン相談室」では、皆様からのあらゆるご相談におうじておりますのでご利用下さい。

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月刊新松戸1998年7月号 第4回 ファイルの拡張子は、Windowsには必要だった!

前回で解説したファイルとその入れ物であるフォルダーはパソコンを操作する上で最も基本的なことでした。それらに関連した話題として「ファイルの拡張子」も大切です。

Windowsパソコンには、その前の発展の経緯がある
一方Macintoshは最初からほとんど変っていないのですが
今のパソコンの少し前を振り返ると、MS-DOS(えむえすどす)というもの(基本ソフト)がありました。ソフトやデータの資産の継続使用を可能とする為に、その当時のファイル管理システムの考え方がWindowsに引き継がれているのです。そのために、初心者にとっては少々厄介なことになってしまっていると言えます。

拡張子とは、ファイル名の最後につくものであり、むやみに変更してはいけない。
ファイルの拡張子とは、ファイル名の後半部分(正確には、ピリオド以下の通常3または4文字)です。新品のパソコンでは、最初ファイルの拡張子が表示されない設定になっていますが、「表示する」に変更されることを強くお勧めします。表示のオプションで変更できます。

ファイルの拡張子が、そのファイルの性質を決定している。
普通パソコンを買ってくると沢山のソフトが入っています。また、新しいソフトをパソコンに入れると(インストールすると言います)この時点でファイルの拡張子が、あるソフトに関連付けられることになっています。データファイルをダブル・クリックするとそれを作ったソフトが起動されると共に、そのデータが読み込まれる仕組みがこの拡張子にあります。

拡張子を見るとそのファイルが何かがわかる
Windowsの規約で拡張子が決まっているのは、実はほとんどないのですが、覚えておきたいのが、exeという拡張子です。これはプログラムファイル(平たく言うと、ソフトのこと)を表わします。それ以外のほとんどは、誰が決めたわけでもなく(ソフト会社が勝手に決めただけ)様々なものがあります。例えば、xlsが表計算ソフトのExcel のファイルだとか、jtdが一太郎Ver8のファイルであるとかです。広まったものの勝ち(早いもの勝ち)という感じで慣習化してきているのです。

Macintoshには、拡張子というものがない
マックはファイルの性質を決定している情報を、そのファイル自身の中に持っています。Macintoshが使いやすいと言われる理由のひとつが、この辺にあるのでしょう。

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月刊新松戸1998年6月号 第3回 パソコンはファイルとフォルダから出来ている!

ここ新松戸において「パソコン相談室」を開設し約2年経ちますが、そこでの問い合わせや質問の多いものを中心にこれから紹介していきたいと思います。最近では、インターネットへの接続トラブルとメールソフトの使い方等の質問が多いのですが、初心者からの質問の中で、特徴的なものがファイルに関するものです。これは、最も基本的で重要なことなのですが、雑誌や解説本などであまり熱心に説明されることが少ないことが原因なのかもしれません。

パソコンは、ファイルの集まりである
パソコンには、ハードディスクやフロッピーディスク、CD-ROMなどがありますが、これらの目的は、ファイルを格納するためにあります。取り敢えず、それ以外の目的はありません。ファイルにして保存しておかないとパソコンの電源を切ったときにすべて消えてしまうからです。ファイルには、実行可能なファイル(プログラムとかいわゆるソフトと呼ばれているもの)とそれらによって使用されたり作られたりするデータファイル(自分の作成したワープロ文書やイラスト、図など)に大きく分けられます。ソフトは、メモリーに読み込まれて初めて実行されます。ですから、実行ファイルはソフトの入れ物とも言えます。またデータファイルは、いつでも再度修正できるようにハードディスクなどに残す必要があるのです。作業は、メモリー上(机の上)で行い、ハードディスクなどにファイルとして保存します。

ファイルとフォルダの違い
ファイルは多くなってくると自分で整理する必要が出てきます。フォルダーはそのための整理箱もしくは、机の引き出しと言えるでしょう。フォルダはファイルと同じように自分でいくつでも自由に作れますから、そこからは、自分の整理術の世界です。整理された環境は作業の効率には欠かせないものです。フォルダは、ディレクトリーとも呼ばれますが、それは住所録の構成そのものです。ファイルが人であり、フォルダはその人の所属する地名です。ファイル名とは正式には、例えば、「C:エ千葉県エ松戸市エ新松戸エAさん」と言います。(フォルダの区切りに¥マークを使います。)同姓同名の人が小金原に住んでいるとその人は、「C:エ千葉県エ松戸市エ小金原エAさん」というようになるわけです。ハードディスクは、引き出しのたくさんあるキャビネットやサイドデスクに相当しますね。

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月刊新松戸1998年5月号 第2回 誰も教えてくれない(?) パソコンの基本の基本

実質1回目となるこのパソコン・ライフのアドバイスですが、その導入として是非知っておいて欲しいことをお話ししたいと思います。

パソコンは、アメリカ生まれである。
パソコンを操作するということは、海外、特にアメリカの文化に触れるとも言えるでしょう。実際にキーボードのQWERTY配列や画面の表示を見ても英語やカタカナ英語がずいぶんと目に付きます。なぜなら、実際に生まれもそして育ちもアメリカであるからですが、このことを前提にしていないと、操作することが難しい場面もあります。簡単な英語を勉強するつもりでパソコンに向かう市政が必要でしょう。

ほとんどのソフトは、欧米人、特にアメリカ人が作成している。
この事実は我々日本人にとっては悲しいことかもしれませんが、実際困る場面として、英数字以外の文字入力を考慮していないソフトも結構あるということです。最近はずいぶんと改善されてきていますが、それにしても欧米人の思考にあった画面表示、画面展開、操作体系になっているということです。

パソコンは、れっきとしたコンピューであり、決して家電ではあり得ない。
車の運転の習得に例えられることの多いパソコンです。どちらもまず操作できること自体大切ですが、操作するものに根本的な違いがあります。つまりパソコンを習うということには知らなければいけない事項や言葉が非常に多いと言うことです。未完成なパソコンであるからとも言えますが、ちょっとしたことを知らないがために非常に苦労したり時間がかかったりする物です。残念ながら本腰を入れて勉強しなければならないものがパソコンということなのです。

ソフトには不具合(バグ;虫)がある。
初心者に多いのですが、自分の操作ミスでパソコンが変な動作をしたり動かなくなったりしたと後悔することがありますが、それは間違いです。操作のミスなどでおかしいことになる原因は、そのソフトにあるのです。あなたには全く責任がないということです。ソフトに致命的欠陥がないことが理想的なのですが・・・。

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