月刊新松戸2011年5月号 第154回 情報メディアの料金や停電についてのあれこれ

よく受ける相談ですが、「プロバイダーはどこがいいですか?安い方がいいですけど。」とか「これからの時代、テレビはどうすればいいのですか。一番安く見る方法は?」などです。毎月発生する料金のことなので、携帯の電話代と同様に切実な問題でしょう。

プロバイダーは、実に数多くの選択肢があって、また、東電の電気代など光熱費と違って各社は互いに競合していますので、プロバイダーの料金はどんどん安くなっていく訳です。従って、今日現在一番安いからと言って来月はどうなっているかはわかりません。さらにキャンペーンやキャッシュバックなどもあったりするので料金だけを取っても単純な比較は本当に難しいのです。

テレビの場合は、選択肢として、ケーブルTV、フレッツTV、それと自分でアンテナを立てて受信するTVの3つということになるでしょうか。前者の2つにはインターネット接続、IP電話などの付加サービスがあり割引きもあるので、こちらも単純な料金比較は難しいです。また、機能的に長所短所があるわけですから、各お宅の条件にあったTV接続を方法を選択することになるでしょう。

余談になりますが、地デジについてのウンチクです。地デジ(UHF)アンテナが必要ですが、それでは千葉テレビが見られなくなるのです。アナログ放送では、アンテナの方向が少しくらい違っていても画面が荒くなりますが何とか見られました。しかし地デジ放送では、ほとんどのTV局の送信所は東京タワーなので(新松戸からはスカイツリーもほぼ同一の方角で)南西です。一方、千葉テレビの送信所は船橋(東南の方角)なので、アンテナは2本立てないといけないかもしれないのです。

情報メディアとして、携帯ラジオも見直されつつあります。先月の震災直後から私は非常持ち出しバッグの中には、ラジオと多量の電池も入っています。ラジオは遠くの電波も拾いますから貴重なのです。しかも無料です。

携帯電話については、計画停電の3時間程度は各中継局も電源バックアップされているので継続して使用可能のようです。ただ、SkypeやFaceTimeなどのネットを介しての通話は、今回の大震災時では通常の携帯電話のより遥かに繋がりやすかったという話ですし、実際に当時私もSkypeは重宝しました。

停電時には、地元のコアラネットも含めプロバイダーは使用不能となるようです。いくら自前の発電機を備えて電源を確保したとしても、プロバイダーや中継局が停電したのでは、インターネットは使用できなくなるのです。その意味では、WiMAXなどのモバイル接続サービスがこれからは重宝しそうなのです。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2008年12月号 第125回 地デジへの移行とパソコンの対応

最近、私の周りでも“地上デジタル放送”、いわゆる“地デジ”の話題がよく出るようになりましたが、いよいよ2年半後には完全移行となりますね。この執筆時のカウントダウンではあと975日です。

最初は冗談かと思いました。レコードからCDへ、VHSビデオからDVDそしてBlu-ray Discへ、フロッピーディスクからCD-RやUSBメモリーへ、各種記録メディアが進歩し長い目で見ると古いメディアは使用不能になるのでしょうが、それでも苦労しますが何とか使えます。しかし、多くの従来のテレビ受像機は2011年7月で完全に使えなくなるのです。(同年までにBSアナログ放送も終了します。)こんな電化製品の変化は前代未聞ですし大変なことだと思いますから、まさかと思ったのです。

アナログ放送からデジタル放送への移行は、混乱を伴う問題でしょう。古いテレビはそのままでは使えなくなります。1万円台まで下がってきたデジタルチューナーを購入すればよいのですが、ハイビジョン画質にはなりません。この際、薄型のデジタルテレビを買う方が賢いのかもしれません。また、UHFアンテナを新たに設置しないと見られないお宅や古いアパートも多いかもしれません。私の育った関西ではすでに30年以上前にVHFからUHF放送に切り替わっていますからこのアンテナ問題はないのですが、どうも関東地区ではそうでもないのが心配です。UHFアンテナはホームセンターでも購入できますが設置は大変でしょう。アンテナの向きを東京タワーに向けたり、電波の弱い場所では工夫が必要かもしれないからです。

デジタル放送はアナログ放送に対して多くのメリットがあります。高画質、高音質、番組表やデータ放送、双方向サービスなどなど。ただ、アナログだと電波状態が悪くても少しは表示されていましたが、デジタルだと全く映りません。私は、室内アンテナでは受信できない場合があると思います。

パソコンにも地デジチューナー内蔵の機種が出てきています。パソコンにアンテナからのケーブルを繋げばテレビがすぐに見られるのですが、肝心なそのテレビアンテナがない場合も少なくないのではと想像できるのです。あなたのお宅のテレビアンテナがUHF対応かどうかを調べるのは難しいです。 “ワンセグ”は地デジのついでに生まれたサービスで携帯などの移動体端末で利用が可能です。地デジ放送波の一部(13分割されたセグメントの1つ)を使って送っています。つまり、地デジは12セグなのですね。

「デジタル放送推進協会」のサイトが参考になります。
http://www.dpa.or.jp/

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆