月刊新松戸2008年6月号 第119回 Help!メールができなくなりました!

我々が日々の接客で一番うれしいのは次のようなお客様のひとことです。「まさにパソコン駆け込み寺だね。」「困っている時にいつもすぐに助けてくれるから、これからも頼りにしてるよ!」

さて、“メールができない”というのは、インターネットに繋がらない、電源が入らない、Windowsが立ち上がらないという不具合と同じように多い相談のひとつです。これは修理を長くやっているとわかってくるのですが、失礼ながらかなり基本的な知識の不足のためにお困りのことも多いわけです。つまり、このようなトラブルでは会話が非常に大切でそのいくつかはお話しを聞いてそれについてアドバイスするだけで解決することも少なくありません。

メールができない、ということのご相談では必ずオウム返しで聞くのですがそれは、「ホームページはちゃんと見れてますか?」です。メールができない原因のいくつかは、その前提であるインターネット接続ができていない場合も結構あるからです。それについでは先月号で触れましたので、今回はメールのみできない場合です。これもおかしいことを言うようですが基本的にはプロバイダーに電話して聞くのがベストです。それはプロバイダーの都合で止まっていることもあるからで、プロバイダー側にもトラブルや停止するような故障はあるのですから。要は基本的な要因からチェックしていく姿勢も大事だということです。

典型的なケースをいくつか紹介します。

  • 送信できなくなった場合
    ネット上で不正に送信サーバを利用して多量のジャンクメールを送る不正利用を防止する目的のために最近ではほとんどのプロバイダーが実施するようになっています。そのための設定変更を行っていないと急に送信できなくなります。
  • メールが途中から読めなくなった
    これは起きて欲しくないのですが、たまに見受けられます。メールはプロバイダー側の受信サーバの中に格納されていますが、その中のたった1通のメールが壊れているためにそれ以降のメールが読めないことがあります。特別なメールソフトを使用してその壊れたメールのみを削除すればよいのですが、早いのはプロバイダーに相談することです。その際には、プロバイダーには全部のメールを消さないで下さい!と頼むことを忘れないことです。
  • セキュリティーソフトを入れたらの場合
    このケースも多いです。間違って(知らないうちに)メールの通信自体を禁止してしまうことになることです。こういう場合は、Pハウスの出番ですのでご相談ください。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2007年9月号 第110回 迷惑メール対策はどうしてますか?

インターネット経由のメール、Eメールですが、その中の大半を占める(?) 迷惑メール(スパムメール)についてどういう対策をしていますか?と質問されのですが、私はこう答えています。“残念ながら抜本的な対策はありません。しかし、少しは減らすことは出来ますのでしばらくはそれで我慢しましょう。”

いわゆる迷惑メールとかジャンクメールと呼ばれる訳のわからない英文や気分の悪くなるメールと、売り込みのためのDMの類があります。後者については、自分が入会や依頼したものについては発信元に送信削除のお願いをするわけです。(ただし怪しいメールに関して返信することはまた別の意味で危険ですのでやめましょう。特にアダルトサイトへのリンクについては不用意にクリックしないこと!ワンクリック詐欺には絶対に騙されないよう!)

世界を駆け巡る迷惑メールは、ネット上の資源を浪費するだけでなく、それをいちいち削除する人的損失は膨大なものだと思います。この迷惑メールはウィルスやスパイウェア対策の考え方と似ています。ウィルスは明らかに悪意がありパソコンのデータを壊したり他に感染したりしますが、スパイウェアの中には悪意があるとも判定しがたいものがあるようです。ウィルスはウィルス対策ソフトで常に防御し、もし感染した場合には駆除できます。これと同じことが迷惑メールに対して出来ればよいのですが、それは本質的に難しいでしょう。(ただ、ウィルス入りのメールは問題外でそれはウィルス対策ソフトが監視してくれています)メールは自分がその中身を読んでそれが自分に有効かどうかを判定する必要があるからですね。

市販の迷惑メール対策ソフトというものもありますが、ある程度まで迷惑かどうかを判定してくれて削除(いきなりは危険なので別のフォルダーに移動)してくれます。しかし、この判定基準がやや不満足なのが現状です。と言うことで、自分のメール受信に関しての迷惑メール対策は結局は、自分自身で行うことになります。私自身は、Outlook Expressを使っていますが、その中のメッセージルールを活用しています。送信者を禁止という機能も別にありますが、これではキリがないので使いません。なぜなら迷惑メールのほとんどは送信者のメールアドレスをどんどん変化させているからです。

さて、そのメッセージルールですが、良い場合のも積極的に使います。特定の人からのメールについては個人のフォルダーを作ってそこに移動させて、重要な人については携帯に自動転送しています。迷惑メールについては、メッセージルールで“件名に特定の文字が含まれている場合に”、“削除する“というように設定します。前半の条件部と後半のアクションにはさまざまな設定が出来ます。件名に特定な文字列(あまり短いとだめです)をどんどん追加すればよいのです。

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野口 隆

月刊新松戸2000年9月号 第30回 Eメールの基礎知識(後編)

先月に引き続きEメールの基礎ですが、今回は、「マナー集」のようなもので大切です。

半角カタカナは絶対に使用しないこと!
半角片仮名を使用すると文字化けして正常に受け取れない場合があります。確実に内容を相手に伝えるためには、絶対に使用しないことです。特にありがちなのが、句読点などを見過ごしてしますことです。(。や、)と(。や、)は似ていますので注意しましょう。

機種依存の文字(記号類)は使用しないこと!
コンピュータには、WindowsやMacintosh以外にも様々な機種があり異なる日本語コードや独自の文字を使用したりしています。宛先の人のパソコンが不明な場合は特に注意してJISで制定されている漢字と記号のみを使うべきです。使ってもよい共通の記号は、○、※、〒、などなんと数十個しかないのです。よく間違えて使われやすいものが、丸囲み数字などの特殊文字です。これらは異なるコンピュータ間では全く異なる文字として表示されてしまいます。(例えばWindowsで表示—-は、Macで表示—-になります。)

ファイル圧縮を利用しよう!
大きなファイル(写真画像など)を送る場合には、積極的にファイルを圧縮しましょう。これは、ちょっとした気配りとなります。圧縮しないで送ると受け取った方はすぐに使えて便利なのですが、送受信の両方について時間がかかり通信料金が問題となるのです。特に、受け取るほうは着払いみたいで嫌な気分になるかもしれません。大きなファイルはできるだけ小さくして送るのがマナーなのです。

海外へのメールのタイトル(メールの件名)は、半角の英数字で書こう!
別に英語にしなくてもローマ字で結構です。Eメールは、タイトル部分とメール本文とは別扱いで送信処理しています。本文が正常な場合でもタイトルが文字化けする場合があります。海外の日本人へのメール本文は、日本語でOKですが、タイトル部はダメだと思っておいてください。

原則的に、メールの本文には装飾文字を使わない(HTML形式を使わないこと!)
メールソフトでは、本文が、ワープロのように作成出来るものがあります。例えば、フォントの選択、太文字、アンダーラインや色づけ、背景を付けたりも出来ます。しかし、相手のメールソフトがそれを正しく表示できないものだと、意味がないどころか見づらいものになってしまいます。

返事は簡単でもよいから迅速に出そう!
Eメールは元々、着信を確認をする手段がありません。特定のメールソフト(ホストペットなど)をお互いが持っていると確認できる機能がありますが、一般的ではありません。ですから、大切な用件については、受け取ったということだけでも返信すべきなのです。尚、メールが宛先に届くということをインターネット(プロバイダ)は保証してはいません。

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野口 隆

月刊新松戸2000年8月号 第29回 Eメールの基礎知識(前編)

今やEメールを知らない人は誰もいないほど一般化し、私自身も郵便やFAXの代わりとして仕事や友人との連絡に重宝しています。かつては(ほんの数年前ですが)、インターネットは根暗だとか、人との触れ合いの方がやっぱりいいなどと否定的だった人たちでさえ、普及率の増加につれて考えが変わりつつあります。Eメールを使用するためには、パソコンでなくても携帯電話でも何でもよいのですが、その第一歩についてまとめてみます。

初心者では、インターネットのもう一つの有名な機能(利用技術)であるホームページと混同することがあります。元々、ホームページとEメールは全く独立した機能であり、それを使用するためのソフトは、別のものです。前者をWEBブラウザー(単にブラウザーでもよい)、後者をメールソフト(またはメーラー)と呼びます。また、この2つは同時に使用可能なのもインターネットの特徴です。ブラウザーからサイズの大きなファイルをダウンロード(自分のパソコンにファイルを転送すること)中でもあっても、Eメールのやり取りがファイル転送の間を縫って可能なのです。

次に、アドレスです。手紙で言うところの宛名を、Eメールアドレスといいますが、ユーザ名@ドメイン名という形式で表されます。例えば、私の会社のメールアドレスは、noguchi@sohc.co.jpですが、noguchiというのがユーザ名で@(アットマーク)以降がドメイン名となります。ドメインとは、英語で”領土”とか”領域”といった意味で、特に最後の2文字がアメリカ以外の国の略号になっています。jpはもちろん日本(Japan)、ukはイギリス(United Kingdom)といった具合です。一方、ホームページの場所を示すのは、URL(ユニフォーム・リソース・ロケータ)と言いますが、便宜的にホームページ(またはサイト)のアドレスと言ったりしていますので、Eメールアドレスと混乱しがちです。

Eメールで相手に送れるものは、いわゆる手紙の文章だけではありません。コンピュータで扱えるもの(ファイルにされたもの)はすべてEメールで送れるのです。即ち、写真、動画、音声、音楽、ワープロ文書、表計算データ、CAD図面データなど。世の中のものでデジタル化出来ないものは何もない・・・、みたいな錯覚を覚えたりするくらいです。ただし、残念ながら五感のうち”匂い”についてはセンサー技術がまだまだで、当分実用にはなりそうもないのですが、それでも、臭いを伝えるホームページというのもあるようです。

数々のメリットのあるEメールですが、ご無沙汰している知人、友人などへの時候の挨拶などには、もってこいだと思います。手軽に送れるEメールでの暑中見舞いや年賀状などは、センスのよいものだと、なおグーですね。

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野口 隆

月刊新松戸1999年6月号 第15回 インターネットの超基本的なこと!

基本的なことを知らないがために失敗したり恥をかいたりすることがありますね。結構インターネット(以下、Iネットと略します)の世界でも多いのです。今回は、Iネットについて皆さんに絶対に理解しておいて欲しいことをお話しします。

  1. インターネットとは?
    Iネットはどこにあるのでしょう。家庭からは電話や携帯電話を利用してプロバイダという業者を通してIネットに接続します。ですから、Iネットは電話回線の向こう側にある世界なのです。確かに物理的に世界中に繋がっていますが、情報という流れが目に見えにくい性質のものでもあります。そこで文字や絵や音などのデータが流れている高速道路と考えるとよいと思います。その道に何を走らせるかは利用者が決めているのです。
  2. Iネット・プロバイダとは?
    Iネットに接続するにはプロバイダとの契約が必要です。ほとんどのプロバイダはどこかのプロバイダの下に属しています。ネットワークの太い回線は、最終的に一般個人に細い回線となって割り当てているのがプロバイダ業者です。そこでプロバイダが何をしてくれるかというと、電話を通してIネットに接続してくれるのです。それ以上でもそれ以下でもありません。ただ、プロバイダ業者間の競争が激しいため、付加価値(おまけ)としてEメールアドレスをくれたり、ホームページを持つことができたりしています。
  3. Iネットに接続するということは?
    接続するためには、プロバイダに入会し会員となることが必要です。この時、接続するパソコンや発信する電話番号は関係ありません。接続するためには、会員番号(ID)とそのパスワードが必要なだけです。ですから、どこの場所からも自分のプロバイダ経由でIネットに接続できるのです。複数のプロバイダと契約する必要は普通ないのです。
  4. Iネットで何ができる?
    Iネットで使える機能でもっとも有名なものがホームページとEメールです。その他にもファイル転送(FTP)やネットニュースなど様々な機能があります。IネットとホームページとEメールの関係を正しく理解しておきましょう。
  5. Eメールの誤解
    Iネットに接続することとIネットの機能であるEメールを利用することは別のことと捉えましょう。例えば自宅を離れて友人の家で自分のメールを読みたい場合には、友人のプロバイダでIネットに接続し、自分のプロバイダのメールボックス(サーバ)からメールを読むということができるのです。

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