月刊新松戸2015年6月号 第203回 健康が一番、加齢とパソコンライフ!

何をするにも健康であることが何より大事ですが、年齢と共に身体のあちこちにガタがくることは避けられませんね。私自身も去年眼科のお世話になりましたし、物忘れも少し気になってきました。最近は、頻繁に持ち物チェックをするようになりましたが、それは、スマホ、財布、老眼鏡の必携3点セットです。これらは携行していないと困るものですが、頭の上に載せたメガネや耳に当てて話しているスマホを探すこともたまにあります(^^;)

私は朝から夜遅くまでずっとパソコンを使っているのですが、これはかなり不健康でしょうね。職業病だから仕方ないと言っておられない歳になったのは事実で、定期的な運動やマッサージが欠かせないようです。それにしても、パソコンはボケ防止に役立つとも言われていますが、やはり同じ姿勢を保って長時間座っていることや画面の凝視で目を酷使することは良い訳がありませんね。

さて、ここでもたびたび触れて(宣伝して)いることですが、パソコンで使用されている部品の多くは比較的簡単に交換できるので、ハード的に壊れた時には、当店のようなパソコン修理店で修理可能です。また、ソフト的にどうも何かが調子が悪いような時にも、当店のパソコンサポートで診断を受け治療を施せば大抵すぐに完治できますし、より健康にもなります。

一方、人間も歳とともにパソコンと同様、経年劣化で不具合箇所が出てきますが、パーツ交換できるものは、人工臓器や、義肢、義歯、白内障の眼内レンズなどまだ限定的です。機能を補ってくれる眼鏡、補聴器も補助器具として欠かせません。今の顔を交換したいとかメタボの腹を6つに割れた腹筋に取り替えたい、という願望は別にして、機能的に置換可能な部位は今後増えていき、究極的にはサイボーグ人間になっていくのでしょう。

私も次第にあちこち傷んできていますので、起床時の始動前点検(血圧、体重測定)と就寝前のお酒と音楽によるリラクゼーションは欠かせません。パソコンは、私の記憶容量と検索機能を補ってくれるとても頼もしい補助具です。体内に取り込みたい位です(笑)

ところで、パソコンは電源を切っても、保存したデータは消えませんし、万が一パソコンが突然お亡くなりになっても、当店では記憶媒体を摘出しその中からデータを救うことができます。しかし、です! 皆さんがネットなどで使う数々のパスワードは、絶対に忘れないでくださいね。忘れてしまうと我々としてもサポートが結構厄介なことになることが多いからです。忘れてよいのは、昔の悲しい出来事や日々の辛い事だけで十分ですよ。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2014年3月号 第188回 パソコンンは賢い機械ですが、電気製品でもあります

今回は、電気にまつわる話です。デスクトップパソコン(以下、デスクトップ)とノートパソコン(以下、ノート)の電源にはそれぞれに知っておくべき事柄があります。  デスクトップは、直接家庭用の100V電源のコンセントに差し込みますが、ノートは、電源アダプターを介して差し込みますね。前者は本体内の電源ユニットで電圧を落とし直流に変換しますが、後者は外部の電源アダプターで同じことを行っているわけです。パソコン内では、さらに5Vや12Vに変換されて各電気パーツに電源が供給されます。

電源アダプターの基本的なことですが、ノートへの差込口のプラグの形状には数十種類もあります。また、パソコン用以外では、プラスとマイナスの極性が逆のものもごくまれにありますし、やはり一番の問題は電圧の違いです。さらにもし同じ電圧だとしても電流容量が足りないとパソコンは動きません。同じプラグの形状、同じ極性、同じ電圧、十分な電流容量であっても、安全のためにも必ずそのパソコン用の電源アダプターを使ってください。パソコン用ではない重たい四角いACアダプターをパソコンに使うことは大変に危険です。ですので、ノートの修理の際には、必ず電源アダプターを持って来てもらいます。

一方デスクトップですが、電源アダプターが必要ない代わりに、電源ケーブルが必要になります。ただ、そのケーブルはメーカを問わず全機種同一なので、持って来なくて結構なのです。修理の受付をしていてよく遭遇するシーンですが、モニターやキーボード・マウスは持って来なくてよいので本体だけでいいですよ、とお伝えていても、少なからず電源ケーブルだけは付けて来店されるのです。よほど特殊なパソコンでない限り電源ケーブルは1種類しかないということを覚えておいて欲しいです。ですので、紛失しないためにも必ず持って帰ってもらっています。

動く部分や熱が出る部分は壊れやすいし寿命もあるのですが、上下や左右に動くものと言えば、スイッチやボタンがあります。実はパソコンでもよくある修理なのです。昔ながらの電源スイッチなどでは、使い込んで来て接触が悪くなると、ガチャガチャ押したり必要以上に強く押し続けたりすることがありますね。ご年配の方の中には。それと同じことをパソコンの電源ボタンでやられる方がおられるのですが、そんなことをするとスイッチ部が本当に物理的に壊れてしまいます。キーボードも同じですが、ポンと押したという信号で検知し、本当の電源のオン/オフはその信号を介して行っているのです。パソコンの電源ボタンは優しく押してあげてくださいね。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2014年1月号 第186回 最近のパソコントラブルの分析

今最も旬なトラブルからイージーミスまで、というサブタイトルを付けたいくらいで、今回もまた決して難しい話ではありません。

パソコンやネットワークの日々の進歩によるトラブルの多様化というのは確かにありますが、もちろん日常的に発生しているトラブルや今流行のトラブルもあります。現在多いのが、詐欺ソフトと呼ばれる迷惑ソフトです。画面に「お使いのパソコンの性能が低下しています! Windowsのエラーを直ちに修正して下さい」と出て、思わずクリックしてダウンロードしてしまう、ということです。その警告自体、真っ赤なウソなのです。不安を煽って不正なソフトをインストールさせ、数千円~数万円の料金を請求する手口です。支払うまで、ずっとその督促画面が消えないという仕組みです。ウイルス感染する経緯と似通っていますが、とにかく怪しいサイトには近づかない事、むやみにネットでの情報を信用しない事、など細心の注意が必要なのです。

トラブルはハード、ソフト、そして接続関連の3つくらいに分けられるかと思いますが、ハードに関しては、あらゆる箇所のパーツの故障があります。が、やはり最も多いのはハードディスクの劣化、故障により、パソコンが起動しない、動作が極端に遅くなるなどのケースです。ハードディスクは消耗品なので交換するしかないのですが、貴重なデータは救出できる可能性がありますので、予算と相談させてもらって行っています。ノートパソコンでは、画面が表示されないという不具合が少なくないです。液晶画面の不良は定常的に多いので困ったものです。

ソフトに関しては、セキュリティーソフト(ウイルス駆除ソフトなど)が絡んでいることが少なくないです。残念なことですが、パソコンを安心して使うためのこの種のソフトが逆にトラブルの原因になっていることが多々あるのです。さらに、ハード不具合にソフトが絡んでいる場合もあります。画面がブルースクリーン(背景が青色)になったり黒い画面になったりする場合などです。

接続関連とは、プリンターなどの周辺機器との接続やネットワーク接続、無線LAN接続のトラブルです。マニュアルをじっくりとよく読むと解決することも多いのですが、なかなかそうもいかないのが実情ですね。

さらに、別に分類しておきたいトラブルがあります。お客様のうっかりミスとか、基本的なことを忘れたり知らなかったりする場合です。例えば、モニターの電源ケーブルが外れていたとか、NumLockキーが押されてしまって文字を打ったつもりが数字になるという類のことです。

本年もよろしくお願いします。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2013年9月号 第182回 当店は「行列のできるパソコン相談所」です(^^ゞ

新松戸市民センター隣の、Pハウスは、「パソコンのことなら何でも!」というコピーでお馴染みで今評判のお店です。定休日を除いた毎日午前10時から夜7時まで営業しておりますが、人気ラーメン店並みに、開店前から数十メートルもの長蛇の列ができ、ご近所にはご迷惑をおかけしております。

さて、当店は12年前にオープンしてから、しっかりと地元に根付いてきました。近年さらに繁盛し始めた理由はいくつかありましょうが、やはり昨年度、国の政策で、全国民一人1台のパソコン支給が実現したことにあるでしょう。さらには、パソコンの操作方法がどんどんと複雑化しわからなくなるし、壊れやすくもなったからでしょうか。我々は、このように未完成品とまで言える製品をどんどんと製造し続けてくれているパソコンメーカさんとソフトメーカさんに感謝しないわけにはいきません。そして何よりも、トラブルの大元をたどればやはりM社であり、創業者のゲイツ氏には足を向けて寝られないわけです。さらに、我々のサポートビジネスを後押ししてくれている(ように思える)ウイルスなどの悪いソフトの作成者らには、何と言ったらよいのやら非常に複雑な心境です。(笑)

さて、店内に入ると素敵な笑顔の女性スタッフ数名が受付を担当します。パソコンに関するトラブルや相談についてまず概要をお聞きします。これは近所の携帯D社の方式と店内レイアウトを参考にさせてもらいました。受付はヘルプデスクとしては一番重要な仕事ですので、結構人選には気を使います。また、実際のサポート業務については、林檎マークのA社直営店を真似しています。“フレンドリーな雰囲気の中で、専門的なアドバイスと技術サポートを受けられます。マンツーマンの技術サポートをお届けし、修理の受け付けも行っています。”(この部分はA社のキャッチをそのまま引用しました)

国内ではまだ店舗展開していませんが、近々ハワイに1号店をオープンする予定です。もちろん、頻繁に見に行きますけど(^^♪

いや~、それにしても今年の夏は暑いですね!特に、私は暑がりで汗っかきなので余計に大変です。よって頭がボーっとして現実と夢の区別がつかなくなって書いたようです。 ということで、いつもは真面目な私が今回は結構ウソを書いてしまいました。ごめんなさい。しかし、これは本当です。当店は何でも気軽に相談できて使える!ということで評判なのです。どこにでもあるというようなお店ではなく、貴重な存在であることを自負しております。簡単な質問から修理やトラブル解決まで親身なってお手伝いしています。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2013年2月号 第175回 悪いのはパソコンで、あなたではない!

実は、以前にも同じテーマで書きましたが、大事なことなのでもう一度取り上げます。

パソコン初心者の方はよく、「変な操作をして壊したらどうしよう。一緒に使っている家族にも怒られるし…」といった不安を訴えられます。でもこれでは、いつまでたってもパソコンに慣れませんし、上達もしません。

パソコンが突然動かなくなったとしても、それはユーザーであるあなたの責任でありません! 悪いのは作った側で、“ あなたの使い方”が悪いわけではないのです。

パソコンに水をこぼしたとか、落として壊したというのは論外ですし、ハードディスクなどが寿命で壊れるのも、操作とは無関係です。そうした原因がなく、通常の操作をしている状態でパソコンが壊れるということは、まずありません。壊れたように見えても、実際は再起動すれば直ります。

ですから、もし操作中に突然パソコンが動かなくなり、次に何をすればよいのか分からない状態に陥ったとしたら、それはそのソフトやウェブサイトを作った人、デザイナーやプログラマー、あるいはメーカーが悪いと考えてください。

フールプルーフ(fool proof)という製品設計の考え方があります。直訳すると「馬鹿避け」となり、たとえ間違った操作をしても、問題が起こらないようにするための安全設計上の用語です。これには、ポカミスやうっかりミスを防ぐ方策も含まれます。

つまり、市場に流通する製品は、予想されるリスクを十分に考慮した設計でなければいけないのです。故に、パソコンも操作するあなたが悪いのではないといえるわけです。

操作ミスで停止(フリーズ)などされては困ります。間違った操作をしても、すぐ正しい操作画面に戻る設計であるべきですし、その前に、初心者にも分かりやすい表示やボタンであるべきなのです。色、形、画面上の位置などを十分に考慮し、間違えようがない状態に作られていなければといけないのです。こうした考え方は、基本的にソフトやWeb サイトのユーザビリティー( 使いやすさ)につながります。

一方、操作上のことではありませんが、ウイルス感染は、もしかするとあなたが悪いのかもしれません。感染を防ぐためにセキュリティソフトを入れて常時チェックさせていなかった結果、と考えられるからです。ただ、仕組み上、ウイルス感染に対応できないWindows やMacOS などの基本ソフトが悪いと言えなくもないのですが…。

最後に、アダルトサイトを閲覧してワンクリック詐欺に遭ったら……それはあなたの責任です! 閲覧の可否はさておき、正しい知識と対応法は知っておく必要があるからです。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2007年11月号 第112回 パソコンはとても熱に弱いのです!

先月は遅いパソコンについて書きましたが、今月は動かないパソコンについてです。動かなくなる原因は非常に多岐にわたるのですが、パソコンの熱もその原因のひとつです。数分から30分くらいでフリーズしてしまう(停止したようになる)場合には、ほとんど発熱が原因です。これを熱暴走と言います。

かなり昔になりましたが、私は電子機器の設計の仕事をやっていました。アナログ機器ではなく、マイクロプロセッサ(マイコン)を搭載した電子機器では、ケース内部の空気の流れが非常に大切となってきます。回路設計とケースの機構設計ではそれぞれのエンジニアが互いにケンカするわけです。つまり、電気回路的には熱を逃がすための通気穴を出来るだけ開けて欲しいのですが、メカ的には(デザイン的にも)穴は強度面、防水防滴面でも出来るだけ開けたくないわけです。

たぶん現在でもノートパソコンのほとんどがこの問題に直面しているはずです。回路設計者は開けろ開けろ!で、筐体設計者は最小限の穴しか許してくれない。このことがノートパソコンのフリーズを招いている場合が少なくないと思われるのです。

パソコン利用をする私たちが気をつけるべきことは、その空気の取込口と排気口を絶対に塞いではいけないということです。あるお宅ではデスクトップパソコンのケース横に空気穴が開いているのですが、その穴を書籍などで塞いでいることがあります。ちょうどパソコンがブックエンドとなっているのです。また、非常に驚いたことがあったのですが、パソコン本体をテーブルの下に隠すまではよいのですが、その隠した場所が完全に密閉されていたことです。パソコンは極端に言うと発熱する機械です。他の家電も同じように危険ですが、パソコンはさらに知恵熱のごとく熱くなるのです。

物で穴を塞いではいけない、と同時に、ホコリで通気口を塞いでもいけません。職場やご家庭の環境に大きく左右されますが、半年に1回くらいは掃除機でほこりを吸い取りたいものです。できれば、ケースを開けてCPUファンやヒートシンク(冷却のための放熱板)の周りについたほこりや汚れを取るとよいでしょう。ファンが故障して回転が止まると、やはり数分でパソコンは暴走=フリーズします。最悪の場合には、熱損傷によってチップ自体が故障することにもなります。

パソコンは、冷やせば寿命は延びるし快適な動作となります。ですから常に発熱に関しては注意を払う必要があるのです。コンピュータ(パソコン)の歴史は、自身の発熱との戦いだったという事実は覚えておいて下さい。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆