月刊新松戸2002年9月号 第54回 あるソフトへの誤解を解きましょう!

○○のソフトを教えて欲しい、という問い合わせについて、パソコンPハウスでは、あらゆるソフトについて親切に対応します。ただ、ワープロソフトと表計算ソフトはパソコンを勉強する上で最も大切な基本ですので問題はないのですが、その以外のソフトの一部には皆さんの中にどうも多少の誤解があると思われます。

パワーポイントの誤解
プレゼンテーションソフトですが、本来の発表の場での利用の他に、簡単なチラシや看板を作成するときにも使えるちょっとユニークなソフトです。沢山の絵柄やテンプレート(ひな型)が用意されていますから非常に簡単に聴衆の視覚にアピールするものが作れそうです。さて、このソフトを教えて欲しいという問いかけに対して、「ところでワードはどれくらいマスターしていますか」と問い返しています。ちょっと意地悪なようですが、どうもこのPowerPointを全く新しいジャンルのソフトで新しく勉強しなければ習得できないように思っている方が多いのです。極端にいうと、PowerPointは、ワープロの次に位置づけされるものでしょう。画面上のボタンを見てもとほとんどWordと同じですね。違うのは、視覚と聴覚に訴えるための仕掛け(スライドショー)がプラスされているということです。ですから、ワープロをしっかりと習得してからにしましょう、と助言しています。さらに、ワープロがマスターできた人はPowerPointは独学ででも出来ますよ、とも言えるのです。

アクセスの誤解
Accessはデータベースソフトの定番です。教えてくれますか、というお問い合わせについて、私はこう問い返します。「ところでエクセルはマスターしていますか」と。Accessには2つの側面があって、Excelより遥かに簡単だという面と、遥かに複雑で難しいという面があるからです。言い方を変えると、作る立場(設計して動作するものを作成する)と使うだけの立場(入力するだけ)でAccessに接することがあるのです。学習するということは作る立場となることですが、Accessの一般的な機能や操作を学習しても、相当コンピュータが好きにならないと身に付かないかもしれないのです。複雑になるとデータ処理ソフトそのものですからソフト技術者レベルの能力が望まれるかもしれません。一方Excelの応用範囲は無限に広く身近にいくらでもありますし、Accessでなくては実現できないものは限定されるでしょう。その意味でAccessを学習することは、自分の課題を解決するという目的が必要となります。しかしその場合でもあなたの実現したい機能(処理)はExcelで十分対応かもしれません。Accessが本当にあなたに必要かどうかは、Excelを十分にマスターしてから判断できるようになります。

ホームページ作成ソフトの誤解
IBMのホームページビルダーに代表されるソフトですが、結構誤解があります。ホームページは簡単なものです。極端にいうと、他のソフトで作られた部品(文字、文章、ボタン、写真、イラストなど)をきれいに並べるだけのものです。ネタは別に作っておいてHPという皿に盛り付けるだけというような安価なソフトもありますが、一般的には文章を打ち込み、きれいにレイアウトして、写真やイラストを加工して、最後に合体させてインターネット上に公開させるという複合機能ソフトのことです。IBMのソフトはその他おまけ的なの機能も沢山付いていてお勧めです。決して難易度の高いソフトではないのです。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2000年2月号 第23回 ホームページ作成はホームビルダー

記念すべき今年のお正月はどう過ごされたでしょうか。よく言われることですが、美味しいものを食べるとか、映画を見たりどこかに旅行に行くといった時、“誰と一緒?”というのがやはり一番肝心なことでしょう。

私はというと今年はホームページ(以下、HPと略します)作りでした。依頼主からは遅い遅い(2つの意味がありますが)と言われながらでしたが、いろいろな意味で大変なページを作ってしまいました。 日頃から、「HP作りは簡単ですよ。ワープロを打って文書を作るのと同じ感覚でできます。」と皆さんにはお答えしています。しかし、一方「HPは頼むとどれくらいの費用でできるのですか?」という質問に対しての答えはとても慎重になります。

なぜなら、HPは家造りと同じ考え方、と思ってもらって良いのです。プレハブ住宅なのか豪邸なのかで、金額のゼロの数が2つも3つも違ってきます。また、建て売りなのか注文住宅かでも全く見積りが違います。ある業者では、あらかじめ完成されているパターン(ひな形)に文字と多少の画像を当てはめる程度ですが、無料で作りますというサービスまであります。(普通、それの入会と引き換えが条件ですが) HP作りは、文字どおり家を造ることと同じ理屈なのです。実際に、建築会社のことを英語では、ホームビルダーと言います。I社製品の“ホームページビルダー”とはよく付けたものですね。

このようなHP作成支援ソフトを使うことによってHPは簡単にそして見栄えも美しく作ることができます。更新時の修正も手軽にできてしまいます。しかしながら、私自身は、そのような便利なソフトは使用せずに、エディター(ソフト開発に必要な機能が入っていてプログラマ必携の道具)で書いています。ソフト会社という妙なこだわりからそうしていますが、今回依頼されたHPは、CGI,SSIという一歩進んだ技法、機能も豊富に使っています。

皆さんが、皆さん自身のHPを作る時代になりました。HPは自己主張の場でもあります。また、Eメールを活用されている方は、従来のお知らせメールなどの一括送信の変わりに連絡用としてHPが使えます。 簡単なHPは、あくまで簡単に(本当に数時間で)作ってしまえますが、更に凝ったものや対話形式の掲示板のようなページも敷居はそう高くありませんので、挑戦しましょうでも、忘れてはならないのは、HPの内容とその運用です。HP作成はとりあえずの目的ではありますが、それをどう活用するのかは、あなたの斬新なアイデアです。大事なことは、冒頭でも言ったように、“人との触れ合い“だと思います。 尚、今回作成担当したHPは、本誌でもおなじみのザバランハウス(http://www.zabaran.co.jp)です。

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野口 隆