月刊新松戸2011年10月号 第159回 “インターフェース”は、大事にしたい“絆”です

パソコンには実に多くの接続があり、もしかしたらパソコンの裏側はケーブルだらけかもしれません。これら情報機器を、さまざまな製品やシステムに結びつけるハードやソフトのことをインターフェース(以下、I/Fと略します)と呼びます。

いきなり余談ですが、インターは英語の接頭語で、~の間の、相互に、という意味です。それにFaceを付けて、Face to Face(顔と顔を突き合わせた)な親密な関係という意味でInterfaceなのでしょう。ちなみに、インターハイ(スクール)、インターチェンジ、インターナショナル、インターホン、インターネット、みな同じインターで始まる仲間です。

さて、I/Fでわかりやすいのは、入出力装置(周辺機器)とそれを制御するパソコンとの接続です。接続端子(コネクタ、ポート、差込口、穴)のことをさす場合もあります。例えば、有名なUSBがありますが、プリンターとパソコンは通常USBというI/Fでつなぎますね。他にも、オーディオI/F、ネットワークI/Fなど多くのI/Fがあります。ただ、古い規格のI/Fは、変換ケーブルで使える場合もありますが、やはりだんだんと消えていきますので、注意が必要です。

次に、異なるソフトの間のI/Fがあります。データベースをExcelやAccessなどから使用できるようにするドライバーソフトもそうですが、よく使われるのがAPI(アプリケーション・プログラミングI/F)です。

さらに、機械と人との間のマンマシンI/F、ヒューマンI/Fがあり、人に優しいシステムを設計する上での重要なテーマとなっています。これは人間と機械の間で情報のやりとりを行う際の機器やソフトのことで、古くからあるスイッチ、ボタン、ダイヤル、メータ、ランプなどのことです。パソコンの世界では、マウス、キーボード、モニターです。機能の他に、配置や色、形などデザインも重要です。

これに似た言葉で、ユーザI/Fがあります。この分野の研究は相当進んでいて私もワクワクします。スマホのタッチ操作は革新的ですね。マウスやキーボードはもはや古いのかもしれませんし、モニターも3Dはじめ、GUI(グラフィカル・ユーザI/F)を超えた信じられないものもこれから出てくるようです。ユーザI/Fは、使用者が簡単にしかも間違えないように操作できるためであり、ますます重要になって来ています。

このように、ハード、ソフト、人間、それぞれの間には各種のI/Fがあってうまくつながっているわけで、I/Fは、とても大事なキーワードだということです。最後に、人と人との間の優しいI/Fも日頃からよくしておきたいものですね。これが、インターフェースが絆と近いなぁと思った理由でもあります。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆