月刊新松戸2015年12月号 第209回 安心して下さい、パソコン用語は難しいですよ。

パソコンを習いたいが、まず言葉が分からない、とおっしゃる初心者の方は少なくないです。難しいと感じるパソコン用語には二つの面があると思うのですが、元々専門用語だからということの他に、意味は実は簡単なのにも拘わらず、英語またはカタカナ英語だから、ということもあるでしょう。

まず、専門用語ですが、私も大変に難しいと思うのです。特に、ネットワーク、データベース、さらにセキュリティに関する用語などは、相当深く勉強しないと身に付かないものです。しかし、皆さん、安心して下さい、私もわかっていませんよ。いや、本当に(笑)。私はパソコン関連のすべてに精通しているわけではありません。ただ、少しばかり経験があるので、大まかな全体的なことは把握している訳です。言うまでもなくパソコンは世界中の先端技術の粋を集めたものですから、難しいに決まっています。分からなくて当然ですね。ただ、知っておくべきことはそれ程多くはないので、基礎知識と基本的な操作技術を是非習得して下さい。お手伝いします。

次に、もうひとつの難しいと思う原因ですが、画面に表示される細かい英語や馴染みのないカタカナ英語です。パソコンは、主に米国で開発され進化してきたものですから、開発元は英語であることが多いです。結果的にエラー表示も英語表示されることがあります。それを目にするともうお手上げ、と思ってしまう方がいますが、実は警告やエラーの表示などは意外と簡単な英語なのです。平易な文章ですので、辞書で調べながらでも是非頑張って読んでトラブルに対応して下さい。

さらに、カタカナ英語がより難しくしているのかもしれません。普段あまり使われない英語の類ですが、例えば、Account(アカウント)やProperty(プロパティ)は日本語になりにくいのですが、それぞれ”ユーザ名”、”属性”でよいかと思います。Install(インストール)は”設置”のことですが、インストロールではありません。また。Delete(デリート)は”削除”でよいと思うのですが、ディレートと言う方は多いです。Browser(ブラウザ) はブラウズする(拾い読みする)もの、Provider(プロバイダ)は、提供(プロバイド)するものです。

パソコン用語には、少しずつ慣れるしかありません。わからなかったら、恥かしがらずに周りに聞くか、当店に問い合わせて下さい。 師走です。パソコンも大掃除しましょう。年に一度くらいは、吸気口の埃を除去して下さい。そして「安心して下さい、掃いてますよ!」と言えるくらいに床もきれいにしましょう。ウイルスなども常に駆除して、とにかく明るい安心できる新年を迎えましょう!

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2014年8月号 第193回 ちゃんと理解しないと誤解をまねくIT用語など

3回前の号に、IT用語(名詞)について面白おかしく書きましたが、今回は言い回し(動詞)についてです。

  • [焼いてください]
    今のコピー機が世に出るまでは“青焼き”というのがあって、コピーしたいものを複写機に差し入れましたね。笑い話ですが、新人社員に「これ焼いておいて」と言って書類を渡したら、本当に焼却炉に持って行って焼いてしまったとか(笑)。現在では、CD-RやDVD-Rなどにデータや音楽・映像を書き込みすることを焼く(Burn)と言います。
  • [スパゲッティーになっている]
    ソフトウェアのプログラミングで、構造化されていなくて、どこからどうプログラムが進んでいくのかが全くグチャグチャでわからない状態を言います。頭の中で考えがまとまらなくてこんがらがっている時も、この言い回しを使うといいかもしれません。
  • [落として使う]
    Web上にあるファイルをダウンロードし、データならそのまま使うし、ソフトならインストールして使うことを意味します。「それ落として使うんだよ」って最初に聞いた時にはドキッとしますよね。
  • [ググる]
    ネット検索をすることを、Google(グーグル)にちなんで、”グーグルする”となり、それを短縮した言葉ですね。昔の理科系の方なら良く使っていると思うのですが、ネグる(ネグレクトする=省略する)という語感に似ていますね。
  • [コピペする]
    ご存知、コピー&ペーストのことですが、日本語版Windows流だと、コピー&貼り付けとなります(?)。それにしても、世の中、論文や報告書などで学生や社会人を問わずやらかすので、大きな問題となっていますね。単純なコピペは色々な意味で絶対にいけませんよ! 因みに、加トちゃんペは正しいですが、スカイペは間違いです(笑) Skype(スカイプ)ですから。
  • [後で送っておくよ!]
    ハガキ、手紙、そしてFAXなどは今では特別な場合を除いてほとんど使わなれなくなりましたし、デジタルが普及した後でも、データはフロッピーやディスクなどに保存して郵送などしていました。しかし、今ではほとんどすべてがデジタルデータとしてネットを介して送れるようになったので、送るよと言えばモノを送る場合を除いて、メールかファイル転送ということになります。郵便受けは玄関にはなく、パソコンの中にある訳ですね。

最後に、これは番外編ですが、私の好きなIT格言(?)です。 「男性の恋は”名前を付けて保存”、女性の恋は”上書き保存”」

おあとがよろしいようで(笑)

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2004年8月号 第77回 パソコンの勉強は英語の勉強になる!?

今さら言うまでもなく、“パソコンは、アメリカ生まれでソフトの大半はアメリカで作られています。ですから、ソフトも英語で書かれています。(正確にはプログラミング言語ですが)日本語は、その上でオマケみたいに表示される仕組みになっています。つまり、英語が元となっているので好むと好まざるに関わらず英語、および英語文化に触れることになります。

初心者のご指導時にはキー入力は間違いなくローマ字入力をお勧めしています。キーボードのQWERTY配列(ひらがな表記では、たていすかんな)は、馴染めない!と言わずに素直に受け入れましょう。

さて、以下ではみなさんが間違えて覚えている英語についてまとめてみました。思わず笑ってしまう(失礼!)こともしばしばです。

Install(インストール)
インストロールとかインスツールと誤用しますね。インスト+ロールやインス+ツールではありませんよ。

Disk(ディスク)とDesk(デスク)
ディスクトップは円盤上という意味ですし、フロッピーデスクでは、フロッピー机になります。

Click(クリック)
年配の方でクイックという方がいます。そんなに急いでクリックしなくてもよいのですが(^^ゞ

Yahoo(ヤフー)
ヤッホーと言いたくなりますが、元々は粗暴な人という意味らしいです。ヤッホーと呼びかけたらしばらくして答えが返ってくるということで、まんざら間違いではないような気も・・・。

Tray(トレイ)
受信トイレ、送信トイレなどと言われると思わず、モジモジします。

Delete(デリート)
ディレートと言う方は実に多いですね。インストロールと1,2位を常に争っています。

Mac(マック)
ハンバーガーと区別するために(?)、これをマッキンと省略されるとゾクゾクっとします。San Franciscoをサンフラン、Los Angelesをロスと言うのと似ています。(正しくは、それぞれフリスコとエルエイ)

Slot(スロット)
拡張スロットルだと何か機械(絞り弁)のようなものを連想します。

Removable(リムーバブル)
リムーバルでは少し変ですし、通じないかも。

Browser(ブラウザ)
耳慣れない英語ですがプラウザではないですよ。

On Demand(オン・デマンド)
発音は良いのですが、オンデ・マンド(アマンド?)と思っている人が結構いて笑えます。

Quit(クイット)
クワイエットで静かに終りましょう。Quiet Quit!?

まだまだほんの一部の紹介ですが、正確な情報伝達に正しい言葉と意味の理解は不可欠です。ということで、簡単な英語を勉強するつもりでパソコンに接しましょう、ということでした。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2002年7月号 第52回 超明快!権威なき(?) パソコン用語解説(2)

先月号に引き続き、私なりの用語解説です。

メモリーとは
机の上に相当します。メガバイトは”パソコンの操作の快適さの指標”です。作業机の上は広い方がいいに決まっていますね。たくさんの書類や様々な異なる作業も広ければ広いほど快適に仕事ができます。音楽を聴きながら、ワープロ文書を打ちながら、インターネットから大量のファイルをダウンロードする、というようなことはメモリーが豊富にあるといいですね。

ハードディスクとは
机の引き出しに相当します。ギガバイトは”パソコンのファイルがどれだけたくさん保存できるかの指標”です。引き出しは中が大きければ大きいほどたくさんの書類が格納できます。

メガ、ギガとは
単位の大きさを表すもので、メガMは、キロK(1000)の1000倍で、ギガGはさらにその1000倍です。なお、ギガの上は、テラTです。なお、コンピュータの世界では、千のことを1024で表す事もあるので注意が必要です。

ファイルとは
書類そのものです。一般的にパソコンは電源を切ると机の上で行っていた作業内容はきれいに消えてしまいます。そうならないためには、ファイルとして保存が必要です。保存は、机の上に出してあったものを引き出しにしまうことです。保存したファイルのことは、データファイルとも言います。なお、WordやExcelなどのソフトもファイル(プログラムファイル)として存在しますので混同しないようにして下さい。

フォルダーとは
ハードディスクに限らず、あらゆる記憶装置(フロッピーやMOやCD-R/RWなど)は前述の引き出しなのですが、その中は通常仕切られて整理されて使われます。これがフォルダーですね。たくさんの書類はいつでもすぐに取り出せるように、きちんと分類し整理されたフォルダーに保存しましょう。

ワープロソフトとは
“印刷が得意なソフト”です。報告書や小説など文章主体のものから、チラシやポスターや名刺など何でも大抵は作れます。ただし、日本には昔から原稿用紙の文化と縦書きがありましたから、海外から来たWord(ワード)はそれらが不得意でした。日本人が開発した一太郎は、まだまだ頑張っていますがその差は僅かとなってきているようです。

表計算ソフトとは
“あらゆることに使えるソフト”です。データ入力と処理、グラフ作成、データベースなどなどそれこそ何でもできます。”これ1本でほとんどの仕事ができる貴重なかけがえのないソフト”です。文科系、理科系を問わず万人に必要な機能をふんだんに持っているのです。このソフトは今ではExcel(エクセル)ということになってしまいましたが、5年ほど前まではロータス123が人気でしたね。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2002年6月号 第51回 超明快!権威なき(?) パソコン用語解説(1)

パソコンって何?という質問はいまさらという感じですが、20年前でしたら“個人でも買える電子計算機”だったようです。今では、“役に立つ相棒”、“電脳秘書”などと言えるかもしれませんね。一部には、ゲーム機としてしか使っていない人はいますが・・・。

さて、パソコン用語は難解だという人が多いのですが、英語の単語力不足から勝手に難しいと思ってしまう場合がかなりあります。確かに、コンピュータの専門用語であることも少なくはないのですが、用語の中には意外と単純で簡単なことを意味していることが多いと思います。

コンピュータとは
“デジタル高速処理装置”とも言えるでしょう。元々は主に計算を行う機械でしたが、現在では高速で正確にデジタル処理する電脳マシンということでしょう。ありとあらゆる分野で活用されています。機器や装置に組み込まれたものは外からはわかりませんが、例えば車の内部には何十個もコンピュータが搭載されているそうです。ですから、今やありふれた“電気部品”とも言えますが、ソフト次第でとんでもない挙動をする“危険な存在”にもなります。あまり過信したり、甘く見たりしない方が良いです。

パソコンとは
“小さいけれど立派なコンピュータ”です。元々は、科学技術計算、経理計算やゲームなどがソフトの大半でしたが、今ではソフトを入れることで何にでも変身する“汎用マシン”であり、一人一台以上の個人所有が望ましいマシンです。

ノートパソコンとは
元々は”持ち運び可能なパソコン”だったかもしれませんが、日本の住宅事情を考えるとほとんどの場合、居間の定位置から移動しない“小型開閉式パソコン”でしょう。冬は結構ひざの上で“暖房器具”としても使えます。

CPU(またはMPU)とは
“中央演算装置”のことですが、パソコンが車だとしたら“エンジン”に相当します。クロック数はさしずめ排気量でしょう。パソコンの中で最も高価な部品のひとつでもありますCPUは、演算命令や条分岐命令などを実行しますが、Windowsなどのソフトは実際には、CPUを意識しないプログラミング言語というもので記述します。クロックはCPUにとっては鼓動発生器とも言え、常に動いていないと死んでしまう回遊するマグロみたいなものです。

メモリーとは
机の上に相当します。メガバイトは”パソコンの操作の快適さの指標”です。作業机の上は広い方が快適に使えますね。たくさんの書類や様々な異なる作業も広ければ広いほど同時に快適に仕事ができます。音楽を聴きながら、ワープロ文書を打ちながら、インターネットから大量のファイルをダウンロードする、というようなことはメモリーが豊富にあるといいですね。

ハードディスクとは
机の引き出しです。ギガバイトは”パソコンのファイルがどれだけ保存できるかの指標”です。引き出しは大きければ大きいほどたくさんの書類が格納できます。引き出しの中は仕切られていて整理されます。それぞれフォルダーですね。たくさんの書類をきちんと整理し分類されたフォルダーに保存しましょう。

メガ、ギガとは
単位の大きさを表すもので、メガMは、キロK(1000)の1000倍で、ギガGはさらにその1000倍です。なお、ギガの上は、テラTです。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸1999年3月号 第12回 あなたのパソコンの理解度をチェック!

早いものでこの連載も1年になりますが、このところ毎回似たようなことを繰り返し書いているように思います。その内容はパソコンと付き合うための心構えといった精神論に片寄っているような気もします。ただ、限られた紙面の中で詳細な解説までは触れられませんし、また特定のソフトについての話題は避けたい訳でどうしても総論みたいになってしまいます。そこで、今回は初心者がパソコンを学ぶ上でのキーポイントについて、即ち、絶対に理解しておいて欲しい知識について触れます。以下のように質問形式にするとわかりやすいと思いました。あなたのパソコンに対する理解度チェックとなります。

設問:次の各問いについて説明せよ。

  1. ファイルとフォルダーの違い
  2. ショートカットアイコン(Macではエイリアス)の意味と使用上の注意点
  3. メモリーとハードディスクのそれぞれの役割と違いについて
  4. プログラムのファイルとデータファイルは何がどう違うのか

さて、このような質問をしましたが、記述式なので本当に適切な回答をする為には、相当に幅広い知識が要求されるかもしれません。しかし、どのような回答かによってパソコンを本当に自分のものにしているかがよく分かるのです。これはパソコン相談室での指導経験からも言えると思います。(この設問は会社などでのパソコン要員募集時に使っても良いと思います)

実は、結構ワープロや表計算、グラフィックデザインソフトなどを使いこなしていると思われる人の中にも上記のことが、よくわかっていない人がいて私自身びっくりする事がよくあります。

パソコンはそれこそ人によって様々な使い方がありますが、共通して言えることは「パソコンは整理する道具」なのだということです。あらゆる情報や自分の頭にあるものをパソコン上で具体化するものですが、各ソフトでそれができたとしても作られた沢山のファイルをどう整理し活用し、再利用したらいいのかがわかっていないと、高価なパソコンが本当にもったいないですよ。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆