月刊新松戸2015年10月号 第207回 最近のパソコン修理・トラブルのサポート状況

7月末に新しいOS(基本ソフト)であるWindows10が提供開始されましたが、このアップグレードとは別に、そろそろWindows10搭載の新品パソコンも少しずつ販売開始されてきましたね。いつも新しいバージョンが出ると多少のトラブルなどがあるものですが、今回はまだあまりないようです。当店のトラブルサポート件数でもまだ数えるくらいです。このことは多くのユーザにとって喜ばしいことなのですが、当方パソコン修理業としては少々複雑な思いもあります。

さて、現在の修理やトラブルサポート状況ですが、依然としてハードディスクの劣化による故障は多いです。パソコンが立ち上がらない、あるいは動作が非常に遅くなったなどの原因は様々あるのですが、多くの場合は、ハードディスクです。交換作業やデータコピーや救出などは日常的な作業となっています。

また、ネットに繋がらなくなったというトラブルでの出張も相変わらず少なくないです。お客様の基本的なことへの知識不足で起きるトラブルもあるのです。例えば、ホームページとメールの関係とか、ホームページの最初に表示される画面とプロバイダーの関係とか、携帯電話のLTEなどの通信と公衆無線LANと自宅のWi-Fiの違いとか、です。本当に最低限の知識がなかったために思いもよらぬ間違いをする方がいるのです。

例えば、部屋の模様替えをして配線をやり直した際に、適当に入るところにケーブルを挿したところネットに繋がらなくなったというのは論外ですが、さらにこれは非常に危険でもあるのですが、電源アダプターはどれも同じだから適当に入るところに繋いだ、というのには仰天しました。たまたま壊れなかったので幸いでしたが、機器が壊れるかもしれませんし、火災の原因にもなりかねないので絶対にやらないように。

ネットでは、詐欺ソフトと呼ばれる迷惑ソフトも減りません。不安を煽るような画面を出して不正なソフトをインストールさせてから料金を請求する手口です。ウイルス感染する経緯と似通っていますが、とにかく怪しいサイトには近づかない事、むやみにネットの情報を信用しない事が肝心なのです。

これは修理ではないのですが、パソコンを買い替えた時に、住所録やWord/Excelなどのデータやメールなどの新しいパソコンへの移行、それとネットやプリンターの接続を移すサービスは良く行っています。ただ、お客様のパソコンの性能とデータ量によって作業時間が長くなることもあるのでご了承ください。

マニュアルをじっくりよく読むことと、トラブルになっても慌てず落ち着いて対応することが、解決への第一歩なのですが・・・。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2015年6月号 第203回 健康が一番、加齢とパソコンライフ!

何をするにも健康であることが何より大事ですが、年齢と共に身体のあちこちにガタがくることは避けられませんね。私自身も去年眼科のお世話になりましたし、物忘れも少し気になってきました。最近は、頻繁に持ち物チェックをするようになりましたが、それは、スマホ、財布、老眼鏡の必携3点セットです。これらは携行していないと困るものですが、頭の上に載せたメガネや耳に当てて話しているスマホを探すこともたまにあります(^^;)

私は朝から夜遅くまでずっとパソコンを使っているのですが、これはかなり不健康でしょうね。職業病だから仕方ないと言っておられない歳になったのは事実で、定期的な運動やマッサージが欠かせないようです。それにしても、パソコンはボケ防止に役立つとも言われていますが、やはり同じ姿勢を保って長時間座っていることや画面の凝視で目を酷使することは良い訳がありませんね。

さて、ここでもたびたび触れて(宣伝して)いることですが、パソコンで使用されている部品の多くは比較的簡単に交換できるので、ハード的に壊れた時には、当店のようなパソコン修理店で修理可能です。また、ソフト的にどうも何かが調子が悪いような時にも、当店のパソコンサポートで診断を受け治療を施せば大抵すぐに完治できますし、より健康にもなります。

一方、人間も歳とともにパソコンと同様、経年劣化で不具合箇所が出てきますが、パーツ交換できるものは、人工臓器や、義肢、義歯、白内障の眼内レンズなどまだ限定的です。機能を補ってくれる眼鏡、補聴器も補助器具として欠かせません。今の顔を交換したいとかメタボの腹を6つに割れた腹筋に取り替えたい、という願望は別にして、機能的に置換可能な部位は今後増えていき、究極的にはサイボーグ人間になっていくのでしょう。

私も次第にあちこち傷んできていますので、起床時の始動前点検(血圧、体重測定)と就寝前のお酒と音楽によるリラクゼーションは欠かせません。パソコンは、私の記憶容量と検索機能を補ってくれるとても頼もしい補助具です。体内に取り込みたい位です(笑)

ところで、パソコンは電源を切っても、保存したデータは消えませんし、万が一パソコンが突然お亡くなりになっても、当店では記憶媒体を摘出しその中からデータを救うことができます。しかし、です! 皆さんがネットなどで使う数々のパスワードは、絶対に忘れないでくださいね。忘れてしまうと我々としてもサポートが結構厄介なことになることが多いからです。忘れてよいのは、昔の悲しい出来事や日々の辛い事だけで十分ですよ。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2014年12月号 第197回 パソコンも定期健康診断を受けましょう!

車には車検がありますが、罰則規定のある定期点検である車検制度は世界ではない国も多くあるようです。しかし、整備不良の車は正に走る凶器となる訳ですから、ある程度の強制的な点検は必要かなと思ったりします。

唐突ですが、我々の身体には自己治癒力があり、生まれながらに自らケガや病気を治すことができるのです。ですので、ちょっと調子が悪いからといってすぐに病院に行って薬を処方してもらうというのは考え物でしょう。ただ、手遅れになる前の予防的な意味での定期健康診断は必要ですね。私も年一回の松戸市の特定健康診査は忘れずに受けています。

歳を重ねていくと身体のあちこちにガタが出てくるのと同じように、パソコンも使いこんでくると次第に動きが遅くなったり調子が悪くなったりします。このことは、残念ながらWindowsパソコンが世に出てきてからずっと続いている問題であり、まだしばらくは解決されないでしょう。そして自然的に治ってはくれないのです。

さて、もう師走を迎えました。家庭や職場で大掃除をやられると思いますが、是非ともパソコンのお掃除も大事なことなので忘れないで欲しいと思います。パソコンが壊れる理由の上位にあるのが、ホコリによるパソコン内部の温度上昇なのです。空気穴(吸気口と排気口)の目詰まりが原因なのです。掃除機で吸い取るか、市販のエアダスターで吹き飛ばすか、はたまた綿棒などで丁寧に取り除くかです。設置場所の環境によって埃の溜まる度合いは大きく異なりますが、少なくとも年に数回は点検し掃除した方がいいでしょう。

さらに、ソフト的な診断も必要です。ウイルスや詐欺ソフトなどの検出と駆除は定期的に行うことは常識ですが、さらにディスク内に溜まって不要となった一時ファイルや設定情報(レジストリー)などは綺麗にしておく必要があります。快適さは日々のこまめなチェックが肝心です。お勧めは、CCleaner というフリーソフトです。

とは言え、車と同じように自分ではなかなか点検や掃除が難しいのではないでしょうか。パソコンに少し詳しくないと難しいかもしれません。様々な情報、知識を持ち、高度な技術、経験などを必要とする病院のクリニックと似ている、とまでは言いませんが・・・。

ということで、車も人もパソコンもみんな壊れる前に、悪くなる前に定期健診を受けましょう。年1回または2回の受診をお勧めします。できれば、パソコンの修理や相談、そして今回のような診断のことならパソコンPハウスにお任せください、来年もどうぞよろしくお願いします。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2014年7月号 第192回 パソコン修理・サポート店の作り方や心構えなど

私が20年近く前にこの地で始めたパソコンサポートについて、開業した当時のことを振り返って書くわけではありません。当時と今では、パソコンを取り巻く環境やお客様からの要望、要求内容がまるで違ってきているからで、ここでは、現在の状況を踏まえてコメントしたいと思います。

現在この辺りで、パソコン修理やサポートをやっているお店は一体どれくらいあると思われますか。例えば、“パソコン修理 松戸”でネット検索すると、驚くほどたくさんのサイトがあって、会社なども多数あることがわかりますね。(地域は、柏や流山でもほぼ同じ結果です)ただ、じっくりと眺めていくと、実はそんなに会社は多くはないことがわかります。しかも、全国展開しているような人材派遣型の出張専門業者は沢山あるのですが、実店舗を構えて私どものような営業サービスを取っている会社や組織は、ほんの数社しかないことがわかります。修理技術や永続的な親身になったアフターサポートを期待する会社なら実店舗経営型を選択してください。

さて、なぜそれほど少ないかについては、さまざまな理由が考えられますが、あまり大きな声では言えなのですが、その一番の理由はたぶん、‘苦労する割には儲からない’ということになるかと思います。商品の販売を主としていない場合は、まさに日々汗水たらして働く労働集約型のビジネスなのですから。

本題に戻りましょう。パソコン修理やサポート店は、気楽に誰でも開業できます。なぜなら、必要なものと言えば、パソコンが好きだということと(人材)、インターネットと電話回線(道具)さえあればいいからです。もちろん、基本的な工具(各種ドライバーや半田ごての類)ともちろんパソコンは言うまでもないですが、逆に言うとそれくらいのものです。また、大学や専門学校での教育や訓練、またパソコンの資格や免許などは必要ありません。恥ずかしながら私自身は何も持っていません。つまり、理科系である必要すらもないくらいで、パソコンの知識、技術、経験は、開業してからでも後からどんどん身に付いていくものなのです。

あと必要なのは強じんな精神力でしょうか。また、修理に必要なのは忍耐です。諦めないで問題を突き詰める執着心のようなことです。また、修理できなかったり相談に対してお役に立てなかった場合には、謙虚にきちんとした対応ができないといけません。

店舗を構えている同業者は確かにありますが、当店のように街に根付いて初心者向けに営業をしているのは珍しいと思います。パソコン駆け込み寺は必要とされているのです。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2014年4月号 第189回 パソコンンはクールですが、熱をたくさん出すマシンです

今回も先月に続き、電気に関連した話です。“クール”は、ステキとか素晴らしい、カッコいい、知的ななどの褒め言葉ですが、一方パソコンは実はとてもホットな電気機器なのです。と言うのも、コンピュータの歴史(約70年)、パソコンの歴史(約40年)は、その発生する熱との闘いだったと言っても過言ではないからです。ハードウェアの開発としていかに効率よく熱を逃がすか(冷やすか)かが当初からずっと続くテーマだったのです。気象予測などにも利用されるスーパーコンピュータと呼ばれる最高速のコンピュータの冷却装置の容積は本体並みの巨大さだそうです。

さて、いったいパソコンはどれだけ熱を出すのでしょうか? ワット数で言うと、デスクトップPCが50~100W、ノートPCが20~40Wです。もちろん、どんどんと省エネ化に向かっています。この数値だけ見ると昔の電球1個分以下と思うかもしれませんが、内部の発熱量は相当あります。ケース内の温度は70~80℃以上になることもあります。そこで熱を逃がす工夫がいろいろされているわけです。

一般的には、ケース内部に冷却ファンを設置し通気口から排熱することです。さらに一番の発熱源であるCPUには、表面積を大きくとるためにヒートシンクと呼ばれる放熱板を取り付け、それにCPUクーラ(冷却ファン)を付けます。

大事なことですが、定期的な点検・掃除を怠るとファンの性能が悪くなったり、通気口がほこりで詰ってしまい熱が逃げて行かなくなり、故障のもとになったり最悪は起動しなくなります。設置場所の環境にも依りますが、半年から1年に一回以上は点検して掃除機で吸い取ったり、缶のブロアで吹き飛ばす必要があるのです。

パソコンの出張先で目を疑うような光景を目にすることがあります。机の上に置いたパソコンがブックエンド代わりになっていて、ちょうどピッタリと通気口を塞いていたり、排気口が上にあるパソコンのちょうど真上にティッシュ箱が載せてあったりなど、どちらも言語道断ですので即刻やめてくださいね。

パソコンは熱を出します。絶対に通気口を塞いではいけないということを覚えておいてください。また、ノートパソコンでのお勧めは、冷却台や冷却シートなどの上に置くとか、本体の下に敷くタイプの冷却ファンをお勧めします。夏期限定かもしれませんが。

凍るほどの寒さはもちろん結露の問題もありダメですが、少し寒いくらいに冷やしていいのがパソコンです。人が快適に暮らせる環境(温度と湿度)がパソコンにも求められているということです。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2014年1月号 第186回 最近のパソコントラブルの分析

今最も旬なトラブルからイージーミスまで、というサブタイトルを付けたいくらいで、今回もまた決して難しい話ではありません。

パソコンやネットワークの日々の進歩によるトラブルの多様化というのは確かにありますが、もちろん日常的に発生しているトラブルや今流行のトラブルもあります。現在多いのが、詐欺ソフトと呼ばれる迷惑ソフトです。画面に「お使いのパソコンの性能が低下しています! Windowsのエラーを直ちに修正して下さい」と出て、思わずクリックしてダウンロードしてしまう、ということです。その警告自体、真っ赤なウソなのです。不安を煽って不正なソフトをインストールさせ、数千円~数万円の料金を請求する手口です。支払うまで、ずっとその督促画面が消えないという仕組みです。ウイルス感染する経緯と似通っていますが、とにかく怪しいサイトには近づかない事、むやみにネットでの情報を信用しない事、など細心の注意が必要なのです。

トラブルはハード、ソフト、そして接続関連の3つくらいに分けられるかと思いますが、ハードに関しては、あらゆる箇所のパーツの故障があります。が、やはり最も多いのはハードディスクの劣化、故障により、パソコンが起動しない、動作が極端に遅くなるなどのケースです。ハードディスクは消耗品なので交換するしかないのですが、貴重なデータは救出できる可能性がありますので、予算と相談させてもらって行っています。ノートパソコンでは、画面が表示されないという不具合が少なくないです。液晶画面の不良は定常的に多いので困ったものです。

ソフトに関しては、セキュリティーソフト(ウイルス駆除ソフトなど)が絡んでいることが少なくないです。残念なことですが、パソコンを安心して使うためのこの種のソフトが逆にトラブルの原因になっていることが多々あるのです。さらに、ハード不具合にソフトが絡んでいる場合もあります。画面がブルースクリーン(背景が青色)になったり黒い画面になったりする場合などです。

接続関連とは、プリンターなどの周辺機器との接続やネットワーク接続、無線LAN接続のトラブルです。マニュアルをじっくりとよく読むと解決することも多いのですが、なかなかそうもいかないのが実情ですね。

さらに、別に分類しておきたいトラブルがあります。お客様のうっかりミスとか、基本的なことを忘れたり知らなかったりする場合です。例えば、モニターの電源ケーブルが外れていたとか、NumLockキーが押されてしまって文字を打ったつもりが数字になるという類のことです。

本年もよろしくお願いします。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆