月刊新松戸2011年3月号 第152回 Cloud(クラウド)は雲ですが、Webはクモ(の巣)です

タイトルは、日本人だけが分かる偶然!?ですが、まさに丁度Webというインターネットの先にCloudがあるのです。それはともかく、最近よく耳にするこのクラウド・コンピューティング(またはサービス)は、5年ほど前に提唱されたものですが、特に新しい技術でもなければ専門用語でもありません。従来からあったのですが、定義が曖昧であるということもあり、雲をつかむ話にも思えます。

しかし、簡単に言うとこういうことです。従来、手元のパソコンにインストールしたソフトや保存していたデータが、これからは我々が普段目にすることができない雲の中に行ってしまうということです。雲とは、インターネットという道を通ってその先にあるどこか(主に米国?)にあるサーバのことです。

インターネットはクモの巣(Web)のように世界中に張り巡らされていますが、Webと言えば、WWW(Word Wide Web)、即ちホームページのことを指すようになりました。その行き着く先(又は途中下車)がクラウドなのかもしれません。各種データだけが行き交っていたネット上に、さらにソフトやサービスが流れるようになったのです。今後の新型パソコンの中には、ネットに接続するためのソフトと基本的なベースとなるブラウザ・ソフトだけが残ることになるのでしょう。つまり、パソコンの構造が簡単になり小さくなり結局安価になるということを意味します。巡り巡って社会全体のパソコン関連産業が縮小化されることになるのかもしれません。壊れないパソコンになり、ソフトの購入やインストール、そしてトラブルやバージョンアップから我々は解放されるのです。

クラウドでは、さまざまな処理を自分のパソコンではなくて、ネット上で行うようになります。キーボードやマウスなどで操作した指令をネット経由で受け取った雲の中にあるコンピュータが、さまざまな処理(計算と判断)を瞬時に行い、その結果をユーザに送り返し、そのデータをもとにパソコンは画面表示をするということです。

オンライン・メールやオンライン・ストレージ(ファイル保管)はすでに便利に使っている人も多いですが、さらに現在すでにGoogleやMicrosoftはネット上にオフィスソフト(ワープロや表計算ソフト)を公開しており利用可能です。しかもなんと無料です。 逆に、クラウドには個人情報問題や他にも少なからず問題があるようですが、まずは常時安定したインターネット接続環境の確保です。ビジネスでは通信不能が即、営業停止状態になる訳ですし、個人でも相当な痛手を被ることになりますから要注意です。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆