月刊新松戸2015年11月号 第208回 新松戸のパソコンサポートからのお願い

  1. Windows10のアップグレードについて
    このコラムでも書いていますが、7月末に新しいOS(基本ソフト)であるWindows10が提供開始され、Windows7やWindows8/8.1の画面には時々、いや、かなり頻繁にWindows10へのアップグレードのお知らせが表示されていると思います。当店ではもちろんWindows10のサポートも行いますが、ただ、お持ちのパソコンをすぐにWindows10にするのは止めておきましょう。ほとんどの方にとっては、やっても当面のメリットは少ないですし、それ以上に問題となるのは、10にすることによってうまく動かないソフトが出てきたり、様々な細かい不具合を起こすことです。ですので、余程パソコンに精通してない限り、アップグレードするのは控えてください。
  2. マイナンバーの取り扱いについて
    この号が配布される頃には、そろそろ皆さんマイナンバーの通知カードを手に入れていることでしょうが、これには様々な課題があるようです。私は、この面の専門家ではないので詳しいことはコメントできませんが、どうもこの番号漏えいにはかなり神経を使わないといけないようです。つまり、最大級のセキュリティーが求められているということです。これからの日本でマイナンバーが本当に将来どう活用されていくのか、それは少々あいまいナンバーですが、社員やスタッフからそれを預かる事業者(経営者や担当者)、税理士さんや社労士さんはこれから大変です。マイナンバーの漏えいなどについて懲役刑などかなり重い罰則があるのです。その意味でも、パソコンのセキュリティーの知識は今後絶対に必要となってきます。くれぐれも普段使っている電子メールには、マイナンバーを記載しないようにしてください。暗号化されていない電子メールなどのネット上に流れるデータはいとも簡単に見ることができるからです。また、マイナンバーを記入したスタッフ一覧表のExcelやWordのファイルをパソコンに保存しても、その保管管理が厳重であることが求められてきます。また、USBメモリーなどに入れて持ち運ぶのは言語道断でしょう。落としたりすると大変な罪になります。他人の目に簡単に晒されるような保管は禁止です。
  3. パソコン修理と指導は、Pハウスへ!
    最後は、恐縮ながら当店からのお願いです。修理がメインですが、データの移行や救出、新品・中古パソコンの販売や引き取り、ソフトやWeb制作など様々な業務も行っています。パソコンPハウスが開店して14年目になりますが、その間、皆さまのたくさんのパソコンのお世話をさせていただいております。今度ともご愛顧の程、よろしくお願いします。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2015年10月号 第207回 最近のパソコン修理・トラブルのサポート状況

7月末に新しいOS(基本ソフト)であるWindows10が提供開始されましたが、このアップグレードとは別に、そろそろWindows10搭載の新品パソコンも少しずつ販売開始されてきましたね。いつも新しいバージョンが出ると多少のトラブルなどがあるものですが、今回はまだあまりないようです。当店のトラブルサポート件数でもまだ数えるくらいです。このことは多くのユーザにとって喜ばしいことなのですが、当方パソコン修理業としては少々複雑な思いもあります。

さて、現在の修理やトラブルサポート状況ですが、依然としてハードディスクの劣化による故障は多いです。パソコンが立ち上がらない、あるいは動作が非常に遅くなったなどの原因は様々あるのですが、多くの場合は、ハードディスクです。交換作業やデータコピーや救出などは日常的な作業となっています。

また、ネットに繋がらなくなったというトラブルでの出張も相変わらず少なくないです。お客様の基本的なことへの知識不足で起きるトラブルもあるのです。例えば、ホームページとメールの関係とか、ホームページの最初に表示される画面とプロバイダーの関係とか、携帯電話のLTEなどの通信と公衆無線LANと自宅のWi-Fiの違いとか、です。本当に最低限の知識がなかったために思いもよらぬ間違いをする方がいるのです。

例えば、部屋の模様替えをして配線をやり直した際に、適当に入るところにケーブルを挿したところネットに繋がらなくなったというのは論外ですが、さらにこれは非常に危険でもあるのですが、電源アダプターはどれも同じだから適当に入るところに繋いだ、というのには仰天しました。たまたま壊れなかったので幸いでしたが、機器が壊れるかもしれませんし、火災の原因にもなりかねないので絶対にやらないように。

ネットでは、詐欺ソフトと呼ばれる迷惑ソフトも減りません。不安を煽るような画面を出して不正なソフトをインストールさせてから料金を請求する手口です。ウイルス感染する経緯と似通っていますが、とにかく怪しいサイトには近づかない事、むやみにネットの情報を信用しない事が肝心なのです。

これは修理ではないのですが、パソコンを買い替えた時に、住所録やWord/Excelなどのデータやメールなどの新しいパソコンへの移行、それとネットやプリンターの接続を移すサービスは良く行っています。ただ、お客様のパソコンの性能とデータ量によって作業時間が長くなることもあるのでご了承ください。

マニュアルをじっくりよく読むことと、トラブルになっても慌てず落ち着いて対応することが、解決への第一歩なのですが・・・。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2015年9月号 第206回 新しいWindows10をすぐに入れてみますか?

このテーマは、先月号に掲載すべき内容だったかもしれません。というのも、7月末に新しいOS(基本ソフト)であるWindowsの最新版が提供開始されたからで、数多くのお客様からその質問を受けているからです。今回、Windows7または8.1からは、この1年間に限り無償でアップグレードできる、という画期的な方策ということでも話題になっています。新しい機能や改善点は多々ありますが、なんと言ってもWindows8/8.1で無くなってしまった従来と同じ“スタートボタン”(スタートメニュー)が復活したことです。これは、Windows8/8.1の操作方法がこれまで慣れ親しんできたWindows7までのものとかなり異なるということで大変に不評だったことへの反省というか改善と言えるものです。マイクロソフトが向かっている方向に一抹の不安を感じていた私も、ひとまず安堵しました。

さて、多くのお客様からの質問である「Windows10へのアップグレード通知が来ているが、どうしたらよいのですか?」については、こうお答えしています。「画面に案内が出ても、それを実行してしまうとトラブルが発生するかもしれませんし、動かなくなるソフトや周辺機器も少しあるようです。よってリスクがありますのでアップグレードしないことをお勧めします。もし、やるとしても半年から1年は待つのがよいでしょう。」

このアップグレードによるトラブル情報はネットに多く見受けられますが、どうも致命的な問題は少ないようです。Windows10にアップグレードしても1ヵ月以内なら元に戻せるということは嬉しいことですが、しかし敢えて冒険する意味はないように思います。Windows8.1のパソコンであれば、まだハードが新しいので問題は少ないでしょうが、例えばVistaからWindows7にアップグレードしたパソコンだとハードの性能不足にも注意しなければいけません。

それと、基本的なことですが、Windows10は基本ソフ(OS)なのでそれを入れたからと言って、WordやExcelなどのソフトが使いやすくなるということは決してありません。OSとはパソコンのハード・ソフトを影で支えている土台で、縁の下の力持ちだということです。ですから、今まで出来なかった何か新しいことができることではありません。

パソコンPハウスの店内には、Windows10のPCが置いてあり操作を試してみることができます。また、中古のWindows10パソコンも用意できますのでどうぞお気軽にお越しください。繰り返しますが。安易なアップグレードは現時点ではお勧めしません。が、もしトラブルが起きた場合にはサポート可能です。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2015年2月号 第199回 今、WindowsのタブレットPCが熱い!

今テレビで「これさえあれば、何もいらない。」と盛んに宣伝されているのがマイクロソフト社のパソコン(以下、PC)です。今後のPCの向かうべき姿を示したともいえるモデルで、タブレット型のPCです。最初は、そこまで言うか、と思いましたが、その性能や機能、製品の流れを見てみるとまんざらでもないことが分かってきました。

言うまでもなくPCはハード・ソフトの最先端技術の結集ですが、目立たない話かもしれませんが、内部から出る発熱問題とずっと格闘してきた歴史もあります。ノートPCが当初デスクトップPCより劣っていたのは、ボディが小さいがゆえに熱をうまく逃がせなかったからです。それが今や最大の発熱源である高速CPUを搭載しても冷却ファンのない情報端末ができたのです。それがiPadに代表されるタブレットです。それがついにWindows搭載のタブレットPCにまで到達したのです。

40年近くその黎明期からPCに関わってきた私には感慨深いのです。最初の頃のPCは各社各様で、国産のNECの98シリーズは、今でいう携帯のガラケーのように世界から取り残されていきましたが、その後1984年にIBM社が発売したPC/AT互換機から始まったDOS/V、そしてのちにWindowsPCとなりますが、その基本的な構造(アーキテクチャ)の流れが延々と引き継がれているわけで、最初大きな段ボール箱大だったものが徐々に小さくなり、そしてノートPCになり、それがさらに年々小型軽量化になり、ついにSFもどきのタブレットになったということです。性能は比較にならないほど良くなって、しかも小型化されでもやはり30年前と同じWindowsPCなのです。歴史の目撃者ですね。

最初のタブレットはアップル社のiPadで有名になりましたが、同じメーカのMac(マッキントッシュ)とは互換性がないということもあり、普通はPCとは呼ばれません。また、スマートホン(スマホ)と同じAndroid(アンドロイド)という基本ソフトを使ったタブレットもWindowsPCとは別の道を歩んでいます。ところが、この2年程その様子は少し変わってきました。デスクトップPCやノートPCと全く同じソフトが動いて、同じ周辺機器(マウス、キーボードなど)が使えるPCが手に乗ったのです。それがタブレットPCです。正真正銘の立派なパソコン、PCです。つまりWindowsPCです。

私の情報端末も日常的に使うデスクトップPC、出先で使うノートPCとiPadに、今回のWindowsタブレットが加わりました。携行する端末はスマホ(iPhone)ですが、次は腕時計型のウェアラブル端末でしょうか。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2014年10月号 第195回 やっぱり気になるパソコンの寿命年数について

パソコン(以下PC)が今よりもはるかに高価だった時代、15年とか20年ほど昔になるでしょうか、その頃のPCの普及期では寿命へ関心は非常に高いものだったと思います。しかし、その当時も現在も耐久年数という意味での寿命は、あまり変わっていないのではと思います。なぜなら、各部品の性能は飛躍的に向上しましたが、PCを構成する部品に消耗部品も相変わらず多くあるからです。ハード的な寿命は7~8年くらいでしょうか。

しかし、他の電化製品等と違ってPCには別の要因によって古くなって(時代遅れになって)使えないという面があります。それは、技術革新が速くPCがすぐに陳腐化すること、また同時にメーカの都合もあります。例えば、今年4月のWindows Xpのサポート終了によりPCが爆発的に売れたようにです。ハードメーカも同じように新製品を開発し、作り続けないと生き残れない事情もあります。

さて、私は最近、Windows8のPCに換えました。弊社製の“オリジナルPC”ですが、そういえば、直近ではVista、7、そして8とWindowsが発売される度に、PCを乗り換えているのです。仕事柄、常に最新のWindowsに触れて慣れている必要があるからです。幸いにPCが壊れて交換ということありませんでした。壊れる前に新しいWindowsが発売され続けてきたからです。その意味では、PCの寿命は、4~5年と言ってよいかもしれません。

一般的には、長時間の使用や、使用環境(特に、高温や埃)によっては、寿命が短くなります。消耗部品の代表格がハードディスク(以下HDD)であり、PCの寿命を決めている最大の要因とも言えそうです。残念ながら今も昔もどんどん壊れてくれます。皮肉なことですが、我々修理業としての稼ぎ頭なのです。HDDの交換やデータ復旧の需要も多いのです。

寿命には他の見方もできます。かなり完成されてきた感のあるPCの世界ですので、今後は使用期間という意味での寿命は延びるかもしれません。小型のノートPC、タブレットPCなどの製品がとても壊れにくくなってきているのです。記憶装置としてはもはやHDDではなく、より壊れにくい半導体方式のSSDなどが使われているからです。

逆にPCを使用する年数が短くなることも考えられます。PCが安価になってきて、故障内容によっては修理よりも新品を購入する方が賢いことも出てくるからです。しかし、私は交換して直るなら修理し、長くPCを使っていきたい派です。私事ですが、明日身体のある老化したパーツを交換してきます。短時間で終わる手術だそうです。なんかPCの修理っぽい話だなあと、妙に自分で感心しています。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2014年2月号 第187回 4月のWindowsXPサポート終了で、さあ大変!?

少しでもパソコンに関わっていれば、2014年問題とも言えるこのニュースを知らない人はいないでしょう。それ程大騒ぎしている理由は何でしょうか。もしかして、いくつかの会社などでLANに繋がったパソコンにウイルスが蔓延し、業務活動が数日間以上停止してしまうような事態になるかもしれないからです。起きる可能性は少ないかもしれませんが、どんな問題がどんな規模で起きるのかは誰も想像できないというのが本当のようです。

今度の4月9日で、Windowsを開発しサポートを行っているMicrosoft社(M社)がWindowsXpの不具合を修正しないということです。同時にOffice2003も終了です。つまり、以後はXpパソコンはウイルスに対して脆弱になるということです。M社の理不尽な方針、対応だと私も声を大にして言いたいところですが、営利企業の宿命としてわからないこともないです。多くの優秀なソフトウェアエンジニア達を過去の製品であるWindowsXpの為にいつまでも彼らの能力や時間を投入しないといけないということですから。早く次の新製品に注力し、売り上げを確保する必要があるというジレンマなのでしょう。家電の部品保有期間が製品によって5年~10年となっていますが、2001~2008年に発売されたWindowsXpも同じような年数だから、というのとは意味合いが違うと思います。今現在でもその利用者数は世界中で考えると数百万人レベルでいるはずですから。

しかし、身近にまだXpパソコンを使っている人はほとんどいないと感じるかもしれません。一般的なパソコンの寿命を考えるとXpパソコンの多くはすでに買い替えられているはずです。ところが問題は、実は学校や役所などの自治体にあるのです。短期間ですべてのXpパソコンを買い替えたり、ソフトやシステムを新しいWindows用に更新するということが予算不足でできないのが実情のようです。これがWindowsXp問題の本質なのです。

過去に西暦2000年問題がありました。年の下2桁を使っていたソフトが99年から00年になったとたんに1900年と認識し、予期せぬシステム障害を引き起こす可能性がある、というものでした。しかし、事前に多くのソフトが修正されたりしたこともあり、特に大きな事件や事故は起こりませんでした。何とか対応できたのです。しかし、対応すべきソフト側がそのサポートをやめるのです。また、ウイルスによる被害は予測不可能なのです。

当店、パソコンPハウスでは、移行しやすいWindows7パソコンを取り揃えております。データの移行、ご相談、出張での設置や設定もどうぞお任せください。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆