月刊新松戸2013年6月号 第179回 来年のWindowsXPサポート終了の意味と対策

2001年に発売のWindowsXPが来年4月でサポート終了、というニュースはWindowsXPのパソコン(以下、XPパソコン)のユーザであれば無関心ではいられないはずです。

マイクロソフトは次のように言っています。“2014年4月9日 (日本時間)に WindowsXPおよび Office2003、Internet Explorer 6 の製品サポートを終了いたします。サポート終了後は、対象となる製品へのセキュリティ更新プログラムの提供も終了となります。”

このサポート終了とはWindowsXPというOS(オペレーティング・システム;日本語では、基本ソフト)のアップデート(主にセキュリティのための更新)が今後行われないということで、ウイルス感染や不正アクセスの拡大の可能性が非常に高まるのです。

これは単にひとつの製品のサポートが終わるという簡単なことではなくて、その影響はかなり大きいと想像できます。もちろん全世界的な話題ですし、それに伴う費用や労力も少なくはないからです。IT教育ということで騒がれていた10年ほど前に小中学校に多量に導入されたXPパソコンはどうなるのでしょうか?コンピュータの2000年問題では、危惧されたトラブルはほとんどなく騒ぎ過ぎの感がありましたが、今回の2014年問題は経済的にも大きな問題になりそうですし、実際にXPのユーザは出費を余儀なくされそうです。

技術的進歩のため(本音としては企業の利益、存続のため)サポートは打ち切りますので、必要なら新しいものに買い替えてください、というのがほとんどの企業の立場でしょう。しかし、未だに膨大な数のユーザがいるXPパソコン(パソコン全体の約1/3?)を今後はサポートしないという発表は世界企業として何とかならなかったのでしょうか。

さて、XPパソコンをサポート終了後も使い続ける方法としては、インターネットに接続しない、新しいソフトをインストールしない、新しい周辺機器(プリンターなど)も繋がないのであればいいのです。もうひとつ、ウイルス感染防止のため他の人とのデータのやり取りを絶対にしないということです。

また、XPパソコンのOSをXPより新しいVistaや7に入れ替えるという考え方は、あまりお勧めできません。費用的にもそうですが、実際にはもともと旧式のハードになるので快適なパソコンにはならないからです。

最後に対策ですが、来春のサポート切れまでに、できれば当店から(笑)、最新のパソコンに買い替えてください。OSは操作に違和感のないWindows7がXPからの移行としてよいでしょう。合わせて、新しいパソコンへのデータ移行も実績豊富な当店へどうぞ!(^^)!

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2010年7月号 第144回 パソコンって何種類あるの? たぶん3つです!

地球上には何百万もの種が存在しているそうですが、環境破壊により種の絶滅が加速度的に進行しているという事実は悲しいですね。

一方、パソコンの世界では次々と新製品が誕生しています。約2年前のネットブック(ノートより小型)誕生のときは、何か大きな流れが始まる予感がしました。そして今、技術の進歩(特に軽量化)と低価格化により、手軽にどこででも使えるモバイル化へと向かっています。

では、パソコンの種類は一体どれくらいあるのでしょう? あまり重要でない問いかけかもしれませんが、全体像を知るヒントになればと・・・。メーカごとの機種で数えるのは全く無意味だし、シリーズ名でも相当な数です。どんどん自然淘汰されていきますから、現存の種(しゅ)で数えるしかなさそうです。

10年ほど前まで、今では絶滅種となった日本の固有種が唯一残った時代がありました。それはNECの98(キュウハチ)です。当時はそのNEC98とDOS/V機(Windows)、Macの3つがあったので、ソフトも3種類必要でした。その後、約10年間、Windows(PC)とMacintosh(Mac)の2大勢力時代が続き、現在に至っています。他にLinuxパソコンもありますが、マニア向けのイメージが強く(実際はそうでもないのですが)、残念ながらあまり普及していません。

そして先日、そこにiPadという画期的な情報端末が加わりました。私見ですが、今までのスマートフォン(情報機器携帯)や超小型パソコンとは異なる、全くの新種だという気がします。iPadはデレビのCMなどでも目にしますが、小型軽量のタブレット型(板状)で、どこへでも持ち運べるコンピュータです。キーボードがなく、画面を指で触って操作するのが特徴です。従来でいうところのパソコンではありませんが、iPadでできることを列記すると、かなりの機能がパソコンの代わりになりそうです。パソコンはもう必要なくてこのiPadで十分という人もきっといるはずです。PC、Mac、そしてiPadの3種の時代がこれから来るような予感がします。アプリ(ソフト)の開発方法や流通方式も画期的すぎて(簡便で安価なので)恐ろしいくらいです。

最後に、もう一つの3種類も紹介しておきましょう。それはデスクトップ、ノート、そしてゲームパソコンです。普通のパソコンで動くゲームソフトとは違う高精度なゲームを楽しむためのパソコンで、ゲームマニア向けに超高速な(非常に高価な)グラフィックボードを搭載し、すべてが高速に動作するように組み上げられています。それがあれば、ゲームセンターのゲームマシンをも凌ぐ性能が自宅で楽しめるのです。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2009年12月号 第137回 新しいWindows7をすぐに買いますか?

新しいWindowsが10月に発売されました。今度のはウインドウズ・セブン(以下Win7)と命名されました。今回のWin7は、Windows Vista(以下Vista)の改訂版のようです。 Windowsの7番目に発売されたので7と命名されたようですが、調べるてみると実はその根拠はかなり曖昧です。Windowsは実に多くの製品、バージョンを出してきているので、一体どれとどれを数えれば7番目になるのかについて諸説あるからです。ただ、はっきりしているのは、ひとつ前のVistaの内部バージョンがNT6.0であって今回のWin7がNT6.1であるということです。表向きは7でも、内部が6.1ということは、Vistaの修正版としての意味が大きいということでしょう。

当店でもWin7のパソコンを展示販売し、お客様が気軽に操作できるようにしていますが、見た目にはほとんどVistaを踏襲しています。みなさんOSという言葉は馴染みが少ないかもしれませんが、この意味を知るとWin7をより正しく理解できます。OSとはOperating System(オペレーティング・システム)の略で、日本語では“基本ソフト”と呼ばれています。簡単に言うと、パソコンというハードを動かすための基本=基礎(土台部分)のソフトウェアであり、WordやExcelなどのアプリケーションソフト(応用ソフト)は、そのOSの上で動いているのです。

Win7は、所詮、基本ソフト(縁の下の力持ち)ですから、見た目の美しさや操作性の快適性より、その中身が(動作の安定性、堅牢性など)がより重要です。そんな意味でWin7はVistaの数々の不評な点を改善したようです。最も嬉しいのはVistaが2~4GBのメモリーを必要としたのに対し、Win7は、2GBもあれば十分快適に動作するということです。もちろん多いに越したことはありませんが。

さて、今回同様このコラムで、98/7月にWin98、2001/11月にWinXp、2007/1月にVistaがそれぞれ発売された直後に「あなたは新しいOSをすぐに買いますか?」というテーマで書いてきました。結論は「OSという意味合いを理解すれば、仕事をする上で新しいOSのメリットは実は大きくないのです。慌てて買う必要はありません」でした。我々は、“アプリ・ソフト”で趣味や仕事にパソコンを便利に使っているわけですから、土台であるWindowsは新しいものよりも安定している方がよいのです。ただ、今回は事情が少し違うようです。Vistaの改善版と考えると、すぐに買ってよさそうな気もします。

私の中では、新OSの発売とパソコンハードの進歩がシンクロしてきているようで、「新しいOSの入った新しいPCを買う」というペースが定着しそうです(汗)。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2008年10月号 第123回 Vistaにして良かったこと、悪かったこと

Windows Xpの後継としてのVistaが登場したのが昨年の1月です。それ以来すでに1年半以上経ったのですが、Vistaの普及は思ったように進んでいません。国内メーカの大半はVista搭載パソコンしか発売していませんが、一部のメーカからはXpパソコンが未だに延々と発売されています。すなわち、Vistaパソコンは明らかに不人気なのです。

まず確認しておきますが、Windows Xpや Vistaはオペレーティング・システム(以下、OS)と呼ばれる基本ソフトです。さまざまな応用ソフト(アプリケーションソフト)を動かすその土台となっているソフトで、それ自体ではいわゆる仕事はできません。

さて、なぜVistaがこうも不人気、不評なのでしょうか。Office2007とも関連しますが、ずいぶんと操作が変わってしまって、もっと言うと、使い勝手が悪くなって、過去のバージョンといろいろな面で互換性がなくなったのです。おまけにメモリーをたくさん必要とするので困ったものです。 さて、かくゆう私はすでにVistaを使用しています。必要に迫られてですが、使って慣れていないと少しずつ増えているVistaユーザからの質問に答えられないし、Vistaパソコンの修理にも迅速に対応できないからです。とは言え、私はXpパソコンも同じ液晶モニターとキーボード・マウスに繋いでいて、Vistaパソコンと切り替えながら使用しています。仕事に必要なソフトがVistaに対応していない場合がまだまだあるからなのです。

Vistaにしてよかったことですか?はっきり言ってあまりないです。ただ、嫌みかもしれませんが、画面のデザインなどが奇麗になりましたね。それと画像の一覧表示が工夫されていて写真の整理がやりやすくなったことがあります。本当は、セキュリティーが強固になったことなど優れた技術の恩恵をたくさん受けているのでしょうが、所詮、縁の下の力持ちのOSですので素晴らしい機能は目に見えないだけに評価しにくいものです。悪かったことは多々ありますが、要するに、先ほども書いたように仕事をする上では未だにXpを手放せない、ということです。

ということで、結論じみたことになりますが、パソコンで仕事をしたいのなら迷わずXpパソコンを!、最新の技術や操作性を楽しむのであればVistaパソコンを!ということになります。 それはそうと、2010年にはVistaの後継がリリースされるとのこと。また、来年に早まるという情報も流れています。次のOSに期待したいですが、当然Xpの延長ではなくて、Vistaの延長線上にあるのでしょうね。我々はいつまでOSの更新の度ごとの苦痛を味わうことになるのでしょうか・・・。

松戸パソコン修理Pハウス
野口 隆

月刊新松戸2008年8月号 第121回 Help!メーカはどこがいいのでしょうか?

黎明期のパソコンは、メーカごとにパソコンは全く“異なる商品”ものでした。あれから20数年たった今、“パソコンはたったの2種類しかない”のですが、そのことを知らない人も多くて話が進まない場合があります。それは、「パソコンはどこのメーカがいいのですか?」という質問をされる時です。

パソコンショップで普通に入手できる機種はWindowsパソコン(PC)とMacintosh(Mac)の2つです。少し正確に言うと、Windowsが搭載されているパソコンは、PC/AT互換機(IBM社が1984年に発売したパソコンと同じ構成を持つパソコン)と言いますし、Macは最近CPUを変更したのでMacには2種類あるとも言えます。

さて、パソコンを開発して発売するということは技術系の会社にとっては比較的簡単なことですので、参入するかどうかは流通や販売ルートの問題だけのように思えます。パソコン大手でもあったIBMは採算が取れないということで数年前に撤退したのですが、中小メーカやショップブランドでの安価なパソコンもどんどん売れているようです。なぜならパソコンは基本的にメーカで選ぶものではないからだと私は思うからです。市販されていない超高性能(超高速動作)なパソコンも自作できるのですから。

パソコン以外の電気製品(炊飯器、掃除機、エアコン、冷蔵庫などあらゆる家電)は、メーカが違うと内部構造や設計は勿論、動作原理まで違っている場合もあります。それに比べるとパソコンはメーカに依らず基本的な設計は全く同一です。違いがないのです。あるとしたら部品のグレード(速度や容量や品質)による機種間の差異です。メーカの差ではなくて機種の差が確かにあるのです。

ゲーム機はメーカが違えばすべて異なりますので互換性ありませんが、パソコンはメーカに依らず同じなのでソフトも互換性が保たれています。ただし、WindowsとMac(新しいIntel Macもあります)のソフトには互換性がありません。

異論があるかもしれませんが、パソコンの性能を決めているのは主にパソコンの入出力部(インターフェースとも言います)や周辺機器です。パソコン本体(パソコンの中心部)については、極端に言ってメーカの差はないと言えます。ですから、パソコンはどこのメーカがいいですかに対する回答は、他の家電では言うことができてもパソコンではとても難しいと私は考えているのです。

私が購入するパソコンですか?デスクトップだと“筐体の大きさとCPUの性能”です。ノートだと“デザインのカッコよさ”です。選ぶ判断の一番はもちろん値段ですが、メーカで選ぶことはまずないのですよ。

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野口 隆

月刊新松戸2008年2月号 第115回 求む!中古パソコンと廃棄パソコン

このコラムで、2003年夏に同じテーマで書いていますが、それを読み返してみて改めてパソコンの変革の速さに驚いてしまいました。この間あっという間にブラウン管モニターがなくなり、デジカメ、スキャナー、プリンターなどの周辺機器も画素数、解像度、品質など飛躍的に向上したと感じます。

“当店の考えている使用に耐えるパソコン”について、5年前には次のように書いてありました。

  1. Windows 98以降であること
  2. USBコネクタが装備されていること
  3. メインメモリーは32MB、望むなら64MB以上であること
  4. ハードディスク容量は2GB、できれば8GB程度は欲しい

これを2008年の現在で書き換えてみるとこうなります。ホントにびっくりです!

  1. Windows Xp以降であること
  2. DVD+CD-R/Wドライブ(コンボ・ドライブ)が装備されていること
  3. メインメモリーは256MB、望むなら512MB以上であること
  4. ハードディスク容量は20GB、できれば40GB程度は欲しい

ちなみに、現在ごくごく一般的な機種のスペック(仕様)はこれです。

  1. Windows Vista パソコン
  2. DVDマルチドライブ装備
  3. メインメモリーは、1024MB以上
  4. ハードディスク容量は160GB以上

今も昔もパソコンに関していうと変わっていないのは次のことです。“新製品の普及機と少し前の高性能の中古品の価格差は益々なくなってきており、下手をすると中古品の方が「値段が高くて機能や性能が劣っている」という逆転現象が起きているようです。中古品購入の際には注意してください。”

当パソコン「Pハウス」では中古パソコンの引き取りを行っております。動かなくなったり不用になったパソコンをお持ちください。ご希望により修理をさせていただきますが、Windows Me以前のパソコンは解体し当方にて処分させていただいております。修理のお見積もりや引取りは無料です。

これは大切なことですが、新品でも中古でも壊れないものはありません。部品のいくつかは消耗品であり、いつかは必ず壊れます。いや、いつ壊れても不思議ではありませんし、いつ壊れてもいいように覚悟とその時の準備をしておく必要があるということです。データのバックアップは、言うまでもありませんね!

もし壊れたら、パソコン「Pハウス」へお持ちください。 良心的に対応(修理またはアドバイス)いたしますのでご安心ください。また廃棄するパソコンはとことん解体し、再利用可能な部品を取り出します。他のパソコンの修理交換部品として十分使えるからです。リサイクル・リユースしますd=(^o^)=b

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野口 隆